| 研究課題/領域番号 |
21K00557
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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| 研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
石山 裕慈 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (70552884)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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| キーワード | 日本漢字音 / 近代 / 呉音 / 漢音 / 日用語 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、明治大正時代に刊行された辞書類に現れる漢語と、それに使われている字音の特徴とを調査することを通して、日本漢字音の変化のあり方を捉えるとともに、日本漢字音史全体の中に位置づけることを目指すものである。 日本漢字音を巡っては、漢音流行や漢字音の一元化など、様々な現象が指摘されてきた。これらの実態がどのようなものであったのかを探り、その背後にどのような力学が関わっていたかを見出だすことを主眼とする。
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| 研究成果の概要 |
明治期後半~大正期に刊行された日本語と外国語との対訳辞書を対象として、そこに掲載されている漢語の音を調査した。日本語では一つの漢字に複数種類の音が対応していることがままあるが、先行研究でも指摘されているように、年代を追うごとに1字1音へと統一されていく様子が確認できた。ただし同じ語の読み方が変わるよりも漢語自体が使われなくなる場合の方が多く、これは特定の漢語を追跡調査するという従来の研究方法では盲点になっていた事柄であった。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一つの漢字に対して複数種類の音が対応していることは日本語の特有の事柄であり、韓国語やベトナム語などでは基本的に見られない現象である。このような1字1音の状況は、現在衰退傾向にあるという指摘がなされてきたが、その実態と経緯などについては、従来あまり知られてこなかった。本研究は明治後半~大正期の状況について検証したものであり、字音が一元化される過程についてある程度見通しを示せたほか、ひいては現代・未来の日本語を考える上でも一つの材料を提供できたと考えている。
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