• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

異文化間能力の育成を目指したフランス語教育における形成的フィードバックの実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K00691
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関南山大学

研究代表者

茂木 良治  南山大学, 外国語学部, 教授 (40507985)

研究分担者 野澤 督  大東文化大学, 外国語学部, 講師 (50773438)
松川 雄哉  早稲田大学, 商学学術院, 専任講師 (50803871)
武井 由紀  名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (80620533)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードフランス語教育 / 異文化間能力 / 形成的フィードバック / 形成的評価 / 外国語教育 / 外国語教授法
研究開始時の研究の概要

本研究は、異文化間能力の育成を目指したフランス語教育において、学習目標となるフランス語運用能力および異文化間能力を形成的に評価し、学習の改善を促すためにどのような形成的フィードバックを提示するのが効果的か検証する。具体的には、①先行研究の文献調査を通して、異文化間能力の育成を目指した外国語教育における形成的評価とフィードバックに関するメタ分析を行い、指導法や評価法を調査する。②文献調査から得られた知見を活かし、外国語運用能力と異文化間能力の向上をもたらすことを可能にする形成的フィードバックとはどのようなものか、PDCAサイクルに沿って授業実践を繰り返し行い、明らかにする。

研究実績の概要

本研究は、異文化間能力の育成を目指したフランス語教育において、学習目標となるフランス語運用能力および異文化間能力を形成的に評価し、学習の改善を促すためにどのような形成的フィードバックを提示するのが効果的か検証する。具体的には、①先行研究の文献調査を通して、異文化間能力の育成を目指した外国語教育における形成的評価とフィードバックに関するメタ分析を行い、指導法や評価法を調査する。②文献調査から得られた知見を活かし、外国語運用能力と異文化間能力の向上をもたらすことを可能にする形成的フィードバックとはどのようなものか、授業実践を繰り返し行い、明らかにする。
昨年度に引き続き、異文化間能力の育成を目指した外国語教育における形成的評価および形成的フィードバックについて、日本および欧米における先行研究などの資料から検討した。今年度は、異文化間能力の育成を目指し、フランス語圏の文化をテーマとした教材を開発し、形成的評価をどのように授業に組み込むことができるのか検討した。文化をテーマとする教材を開発する際に、シラバスの観点からトピックシラバスを採用し、内容重視の教授法(Content-based Instruction)に則った。昨年度同様に、フランス語運用能力と異文化間能力の向上をもたらすようなフィードバックについて検討するために、授業実践を繰り返し行った。また、授業内で学習者には振り返りを促し、質的データを収集した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

初年度から行っている文献調査に関しては、形成的フィードバックを行う上で重要となる学習者による自己省察について引き続き検討をしているが、研究成果としてまとめるまでには至っていない。また、外国語運用能力と異文化間能力の向上を目指す授業実践から得られたデータの分析を行っているが、調査成果を発表するまでには至っておらず、進捗状況は遅れている。

今後の研究の推進方策

初年度から行っている形成的フィードバックおよび自己省察に関する文献調査を継続し、調査結果を研究成果として発表する予定である。また、初年度から引き続き行っている授業実践から得られたデータについて分析を進め、外国語運用能力と異文化間能力の向上に向けた形成的評価及び形成的フィードバックについて検討する。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023 2021

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] CEFRから外国語学習評価を考える2021

    • 著者名/発表者名
      茂木良治
    • 雑誌名

      外国語教育研究ジャーナル

      巻: 2 ページ: 209-212

    • NAID

      120007187592

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 内容重視型授業に向けた教材開発と実践報告2024

    • 著者名/発表者名
      茂木良治、菅沼浩子、武井由紀、中野茂、野澤督、松川雄哉、山田仁
    • 学会等名
      第38回関西フランス語教育研究会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 教科や専門知を横断したフランス語の授業設計2023

    • 著者名/発表者名
      松川雄哉、茂木良治、菅沼浩子、中野茂
    • 学会等名
      第37回関西フランス語教育研究会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] CEFRから学習評価を考える2021

    • 著者名/発表者名
      茂木良治
    • 学会等名
      立教大学外国語教育研究センター主催 公開シンポジウム「複言語主義に基づいた大学教育実践への取り組み~仏独西中朝英の教育現場から」
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi