研究課題/領域番号 |
21K00719
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 金沢学院大学 |
研究代表者 |
笠間 弘美 金沢学院大学, 教育学部, 教授 (40204367)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 小・中学校英語教科書 / 教員養成と教員研修 / 語彙 / 文構造 / 英語の背景知識 / 小中連携 / 英語教科書 / 学習指導要領 / 英語文学 / 英語教育 / 小学校英語教科書 / 中学校英語教科書 / 小学校教員養成課程 / 教員研修 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、小・中学校英語教科書の内容を分析し、小学校教員養成課程の学生・教員研修のために活用できる英語の背景知識を体系的に提示することである。 具体的には、小・中学校の英語教科書の内容を分析・考察し、その内容にしたがって文科省が出している小学校教員養成における「外国語(英語)コアカリキュラムの「外国語/英語科に関する専門的事項」の中にある「英語に関する背景的な知識」を体系的にとりまとめ、旧小学校英語活動で指摘されていた体系的な学びの欠如を補い、より円滑な小中連携ができるようになることを目指す。
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研究成果の概要 |
本研究では、データ収集による計量分析から小・中学校英語教科書の取り扱い語彙数と、中学校英語教科書の学年ごとの本文で扱われている延べ単語数を算出し、小・中英語教科書の外観をつかんだ。また、データ収集で得た言語材料を音声・語彙・文構造を中心に分析・考察し,その内容を「英語に関する背景的な知識」につながるものとして体系的にまとめた。小・中学校の英語教科書から収集した用例は、今後「英語に関する背景的な知識」の説明に活用できると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小・中学校英語教科書で扱われている内容をテーマや言語材料に分けて分析・考察し、その内容を具体例として教員養成課程の学生や教員研修に活かせる英語の背景的知識を明らかにすることで、得た知識を実際の授業に活用できる場面が想像でき、知識を得ようとする意欲につなげることができる。したがって、今回明らかにした英語の背景的知識を授業や講座に取り入れることで、教員養成課程の授業や教員研修の充実を図れるものと考える。指導項目に関する背景的な知識を持っているということは、授業を担当するうえでの自信にもつながると考えられる。
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