研究課題/領域番号 |
21K00747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
村尾 純子 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 准教授 (40611314)
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研究分担者 |
郡 裕美 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 教授 (70780013)
赤井 愛 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 准教授 (90578832)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | デザイン系の英語 / 英語教育 / 英語学習教材 / プロダクト / 建築 / ESP / Education Materials / Language Education / Self-Study / Design / デザイン分野 / アウトプット教材 |
研究開始時の研究の概要 |
英語のスピーキング力(発信力)を向上させたい多くのデザイン系の学生のために、正課授業でも利用できる、デザイン分野の英語自習用学習教材を設計することを目標とする。座学ではどうしても読む・聞く学習の比重が高くなり、プロジェクト現場で英語を話せるところまでスキルを養成できるのが難しいのが現状である。実際の学生のニーズは、やはり英語を使えるようになりたいということであるため、実際のニーズに合ったデザイン分野に特化したより実践に役立つ学習教材の開発を行う。
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研究実績の概要 |
デザイン分野の学生は、座学よりもむしろプロジェクトを行うことが多く、プレゼンテーションなどの口頭での発表が主な発表形態であるため、正課の英語授業は英語を読む・聞くなどのインプット学習が多くなるため、プロジェクトの現場で活かせる英語力養成にはなかなかつながらない。本研究では、デザイン分野に特化したProblem-based Leaning(PBL)プロジェクトの実践で使える英語のスピーキング能力を育成する学習プログラムの開発を行うことが目標である。
2022年度は、研究分担者の授業を見学し、授業中の学生のプロダクト分野のプレゼンテーションを録画し、発表内容からどのような英語表現が必要とされるかについてのデータを前年度に引き続き収集した。また学内における作品展示の写真撮影、他大学のデザイン系、アート系の卒業制作展の見学や資料収集を行った。卒業制作展での英語の使用はあまりなされていないが、外国人観光客が増加していることも鑑みると、発信を英語でする意義はやはりあると思われた。またデザイン系の書籍においては、説明や内容が日本語と英語両方で記述されていることも多く、その意味においても、デザイン系の学生が英語に習熟しておく意義は大きいとも思われた。また、非常に日本的な概念を扱う作品の場合、どうしても英語で表現するのが難しいと思われるものも多く、主語を明確にしないで述べることも多い日本語の文章を英語に直すことが、他の科学技術系の分野に比べるとより一層難しくなるとも思われる。その意味でも、扱われる題材やテーマの幅が広く、奥行きが深いため、デザイン分野の英語教材として取り扱うコンテンツを絞ることの難しさを痛感している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍で、授業形態の変更、学生の出欠対応、追試対応、オンラインでの課題の添削作業といった通常業務が増え、また調査のための出張のタイミングなども見計らっているうちに、計画が遅れていってしまった。また、分担者より改善案の提案をいただいたことで、当初考えていた教材内容をより現場の状況に即したものに変更しなおす必要も出てきている。当初計画していた英語学習教材も一部に盛り込みながら、より実践的なコンテンツになるようにする予定であるが、令和5年の夏ごろまでには、内容については確定をしたいと考えている。
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今後の研究の推進方策 |
本来なら最終年度は作成した教材を実際に学生に使用してもらう予定であったが、教材内容がまだ定まっていない状況にある。夏頃までに内容をまとめて令和5年の一年をかけてなんとかコンテンツを取りまとめたい。教材のうち出来上がったものからネイティブチェックを依頼するなど、できるところから取り組みたいと考えている。アルバイトに任せられるところとできないところを明確化し、作業の効率化を図りながらできるだけ早い完成を心掛けたい。
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