研究課題/領域番号 |
21K00780
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 宇部工業高等専門学校 |
研究代表者 |
畑村 学 宇部工業高等専門学校, 一般科, 教授 (30300619)
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研究分担者 |
泊 功 函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (10390379)
橋本 剛 松江工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (40420335)
杉山 明 津山工業高等専門学校, 総合理工学科, 教授 (60235900)
野田 善弘 新居浜工業高等専門学校, 一般教養科, 教授 (80290815)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 中国語学習システム / ハイブリッド / 高専間・海外協定校連携 / オンライン / アクティブラーニング / 中国語教育 / アクティブ・ラーニング / 自学自習用動画 / ハイブリッド型授業 / 高専間連携 / 海外協定校連携 / 自学自習用動画教材 / 理系のための中国語 / オンライン学習システム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、研究メンバーで編纂した『理系のための中国語』を活用し、コロナ禍でも学生の中国語活用能力を向上させることが可能な「ハイブリッド型中国語学習システムの構築」を目的とする。そのために、自学自習に効果的な動画の制作、学習した内容をネイティブの学生から実践的に学ぶライブ型オンライン授業の設計を主要な目的とする。 本研究の独自性は、海外の研究者と共同でオンライン授業を設計し、ネイティブ学生の教育実習として位置づけ、定期的・中長期的に実施しようとしている点にある。
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研究実績の概要 |
本研究は、対面でのアクティブラーニングとオンライン学習を組み合わせることで、コロナ禍でも可能な中国語のハイブリッド学習システムの開発を目的とする。 本研究グループで製作した中国語テキスト『理系のための中国語入門』(好文出版)に基づいたアクティブラーニングの開発と実践は、本研究に先立つ研究課題として2018年度から取り組んできた。本研究では、その成果を踏まえ、①自学自習用動画の視聴、②対面でのアクティブラーニング、③オンライン授業を目的や状況に応じて組み合わせることで、学習効果の高い教育手法の開発を目指す。 2022年度の成果は、研究グループの各メンバーが毎年初夏に開催する研究会や、全国高専フォーラム、日本高専学会例会等で発表した。また、台湾の研究協力者の協力を得て、『理系のための中国語(発展篇)』(好文出版)に準じた自学自習用動画を十三篇を新たに作成した。 授業実践としては、研究代表者である畑村が、勤務校の中国語の授業(学科学年横断型PBL「プロジェクト学習」)で、①自学自習用動画の視聴、②オンラインでの一斉授業、③オンラインでのマンツーマン授業を1セットで授業を行った。授業後に行ったアンケート結果から、ほとんどの学生に非常に高い学習効果を確認することができた。 2023年度は『理系のための中国語入門』の自学自習用動画をブラッシュアップし、対面でのアクティブラーニングと組み合わせることで、より学習効果の高い学習システムの構築を図る。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
通常の対面授業の再開、研究会活動の再開により、実践および情報共有が活発に行えるようになったため、計画通りに進めることができている。
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今後の研究の推進方策 |
海外研究協力者と連携して、『理系のための中国語入門』に準じた自学自習用動画を作成する。具体的には、各単元に合わせた15分程度の動画を作成する。 また、代表者畑村の勤務校で行うプロジェクト学習で、動画の視聴と対面でのアクティブラーニングを組み合わせた授業を実践する。
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