研究課題/領域番号 |
21K00800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 桜花学園大学 |
研究代表者 |
加藤 あや美 桜花学園大学, 保育学部, 准教授 (40410881)
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研究分担者 |
大橋 由紀子 ヤマザキ動物看護大学, 動物看護学部, 准教授 (40589793)
片桐 徳昭 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60734829)
投野 由紀夫 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10211393)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 早期英語教育 / イマージョン・プログラム / コーパス構築 / 教育指標 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、幼児期の英語教育において導入されているイマージョン・プログラムの効果要因測定を目的として、授業内の発話、活動、インタラクションに関する詳細を可視化するために「英語イマージョン・プログラムコーパス」を構築する。コーパスデータから量的な分析および画像観察からの質的分析により早期英語教育指標を作成することを目的とする。 英語イマージョン教育を行っている幼児教育施設での発話データを基盤としコーパスを構築することで、就学前のイマージョン教育の潜在能力について調査を行う。また、得られる効果と改善点をコーパス等から詳細に分析し、成果を挙げた指導・活動を現在の小学校英語教育に応用することを目指す。
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研究実績の概要 |
これまでの計画では、幼児期の英語教育において導入されている英語イマージョン・プログラムの効果要因測定を行うために、日本国内のインターナショナルプリスクールの授業内もしくは保育現場内の発話、活動、インタラクションに関する詳細を可視化するための英語イマージョン・プログラムコーパスの構築を目指すものであった。さらに、英語イマージョン・プログラムを実践している保育もしくは教育施設へ赴き、(1)授業風景や保育現場の録音・録画、またそれらの書き起こしを行い、コーパスデータを蓄積すること、(2)得られたデータをもとにコーパスの設計・構築に主に取り組む予定であった。そのため、愛知県内及び神奈川県内のインターナショナルプリスクールを対象とし、教育・保育現場にて録画や録音をすることを検討していたが、新型コロナウイルスの影響が残っており、教育・保育現場での十分な調査の実施が困難な状況となってしまった。 そのような状況から、当初予定していた調査より規模を縮小した形の調査として、日本で実践されている英語イマージョン・プログラムの教育・保育現場と英語を母語もしくは第一言語として使用しているオーストラリアの保育現場での調査を試みることとし、オーストラリアの保育現場にて収集した録音・録画データの整理を一昨年度に引き続き行った。また、そのデータと比較を試みる日本国内(愛知県及び神奈川県)の英語イマージョン・プログラム実践園に訪問して収集したデータ整理も引き続き行った。 今後は、オーストラリア及び日本にて収集・整理したデータの書き起こし作業を継続しコーパス化することで、英語を母語もしくは第一言語としているオーストラリアの保育現場で使用されている英語表現との比較を試み、日本の教育・保育施設における英語イマージョン・プログラムとの分析につなげていく予定をしている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初の計画では、日本国内の英語イマージョン・プログラムを実践しているインターナショナルプリスクールと呼ばれるような教育・保育施設数か所にて、授業内及び保育現場内における発話・活動・インタラクションの様子を直接現場にて録音・録画する等の調査を行う予定をしていた。しかしながら、新型コロナウイルスの影響が残っており、実際の教育・保育現場の教室内に直接入って行うような調査が困難な状況が続いていた。また、研究代表者が体調を崩したため、研究それ自体の中断を余儀なくされた。そのため、教育・保育現場でのデータ収集に予定よりもかなり多くの時間を要しており、研究が滞り、進捗状況が遅れている。 新型コロナウイルス及び研究代表者の体調不良の状況が少しずつ改善されてきているため、実践的な研究部分に着手していく予定をしている。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は昨年度に引き続き、オーストラリアの保育施設における録音・録画データを比較可能な状態にするため、データの書き起こし作業を継続し、それらのコーパス化、また録画データを詳細に観察することによる質的な分析も継続して行っていく予定をしている。 また、それと同時進行で日本国内(愛知県及び神奈川県)の保育施設で収集した録音・録画データの書き起こし作業を行い、オーストラリアの保育現場のデータと比較検討が可能となるよう、上記と同様のコーパス化を行っていく。さらに、日本の保育現場の録画データの観察も行い、質的な部分においても日本とオーストラリアの保育実践にて用いられている英語表現の比較も試みる。 今後は、研究にて得られた結果や知見を学会等において発表し、研究成果について発信していく予定である。
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