研究課題/領域番号 |
21K01645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
谷口 智彦 近畿大学, 経営学部, 教授 (70581164)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 医療技術専門人材 / 専門職 / 救急救命士 / 職業的アイデンティティ / 管理者コーチング行動 / 現場学習 / キャリア |
研究開始時の研究の概要 |
医療技術専門人材の現場等の文脈からの学習(現場学習)と医療技術に関する専門性がどのように統合されるのかを明らかにするという目的を達成するため、インタビュー調査やアンケート調査を実施し、学術的成果へとつなげる。
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研究実績の概要 |
本研究は、医療技術専門人材の現場等の文脈からの学習(現場学習)と医療技術に関する専門性がどのように統合されるのかを明らかにするとともに、後進の指導育成のための支援要因を究明することを目的としている。令和5年度(2023年度)では、前年度に実施したアンケート調査の結果を分析し、学会発表を行った(谷口智彦(2023)「専門職における職業的アイデンティティの管理者コーチング行動への影響-媒介要因としての経験学習および越境的能力開発-」経営行動科学学会第26回年次大会(東京都立大学:2023年10月15日)発表論文集,177-184頁。) 加えて、令和5年度(2023年度)前半には、260名を超える救急救命士を対象とした新たなアンケート調査を実施した。本アンケートでは、令和4年度に実施した調査をさらに発展させる位置づけとして、職業的アイデンティティやコーチング行動といった項目に加え、組織文化に関する調査項目を追加した。また、これまで同様にキャリア成功や職務満足、組織コミットメントなどの成果変数も含めてを尋ねており、本研究全体の目的に合致した内容となっている。また、データ入力と整理を行い、分析ができる状態に進めており、令和6年度末まで本研究を期間延長し、より本研究テーマに沿った成果発表に向けて準備している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
収集したデータに基づき、学会発表を行ったため。
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今後の研究の推進方策 |
当初予定していたアンケートに加え、新たな追加のアンケート調査の実施と分析を行いたい。具体的には、従来の職業的アイデンティティに関する項目に加え、タスク特性や集団凝集性、また組織文化に関する項目を追加したアンケートとし、職業的な価値観に影響を与える要因について幅広く検討する。
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