研究課題/領域番号 |
21K01695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 福岡女子大学 (2022-2023) 山形大学 (2021) |
研究代表者 |
柴田 聡 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (20609250)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 経営学 / 経営組織 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では戦略の組織レベルでの行動について基礎的な要素である従業員レベルから評価し、企業行動において従業員の戦略志向性が組織のパフォーマンスにどのような影響を与えるか。また、組織の構造的な要因が従業員の戦略志向性とどのように相互作用しているかを定量的に明らかにする。
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研究実績の概要 |
研究では、戦略志向性がおよぼす、企業行動への影響を中心に、企業レベルのマクロな適応行動とプロジェクトレベル・従業員レベルでのミクロな適応行動それぞれのリンケージについての数量的な評価方法の開発を行う。現在組織論では組織全体のレベルを分析するマクロ組織論と従業員に焦点を当てたミクロ組織論に大別される。一方で、組織における企業レベル-従業員レベルを同時に分析し、ミクローマクロの関係を分析することは必ずしも十分に行われておらず長年課題となっていた。これについて。しかし、組織の動的側面である適合行動についてのミクロ-マクロ関係を考慮した上での分析手法は開発されておらず課題として残されている。この方法を開発することを本研究の目的とする。 本年度は、所持しているデータの分析と新しく実施するアンケート調査の再設計を行った。本年度は関連するデータに基づく論文の発表が成果として得られた。しかし、アンケートの実施にあたって企業パネルの利用を検討していたが企業内規定の関係で企業側から当初の予定から不可能であるとの回答があり調査実施に困難が生まれた。そのためアンケート調査の再設計の必要性が生まれたため再度アンケートの検討を行っている。そのため来年度はデータ収集と国内・国外の研究会・学会大会などで研究発表を行い、そこでの議論を踏まえて研究成果をまとめ、学術誌に投稿する。さらに、現在未利用となっているデータを元にした分析をさらに推進する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
介護によって充分な研究時間が確保できなかったため
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今後の研究の推進方策 |
本年度は関連するデータに基づく論文の発表が成果として得られた。しかし、アンケートの実施にあたって企業パネルの利用を検討していたが企業内規定の関係で企業側から当初の予定から不可能であるとの回答があり調査実施に困難が生まれた。そのためアンケート調査の再設計の必要性が生まれたため再度アンケートの検討を行っている。そのため来年度はデータ収集と国内・国外の研究会・学会大会などで研究発表を行い、そこでの議論を踏まえて研究成果をまとめ、学術誌に投稿する。さらに、現在未利用となっているデータを元にした分析をさらに推進する。
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