研究課題/領域番号 |
21K01703
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
閔 廷媛 上智大学, 経済学部, 准教授 (30632872)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | ネットワーク埋め込み / リンク・コミュニティ / 創造性 / リンク・コ ミュニティ / 創造的専門家 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,研究者やアニメーション製作者など,クリエイティブな作業を専門的に行う労働者(創造的専門家)を対象とし,創造的パフォーマンスの源泉を明らかにすることを目的とする。このため,社会ネットワーク構造の1つであるリンク・コミュニティ(Link community)概念を導入し,世界アニメーション業界と日本の研究者間の共同研究ネットワーク・データを用い,多様な協力関係性のコミュニティに所属している創造的専門家が得る利益・不利益に関する実証研究を行う。
|
研究実績の概要 |
本申請課題(基盤研究(C):リンク・コミュニティ効果:創造的専門家間協力ネットワークを用いた理論と実証分析)は,2021年度から2025年度の5年間を研究期間として予定していた。しかし,申請者の個人的な事情による海外移転により,2021年の1年目で研究が中止されることとなった。これにより,研究課題終了までに予定していた実績を挙げることはできなかったが,1年間,研究推進の準備のために予定していた作業は以下のように行うことができた。 第1に,仮説構築を行う前に,文献レビューを礎とした理論研究を行った。具体的には,コミュニティ・ネットワーク,特にリンク・コミュニティ・ネットワーク効果に関する理論と実証分析のフレームワークをある程度構築することができた。文献レビューにはネットワーク埋め込みの先行研究だけでなく,物理学のリンク・コミュニティ・ネットワーク研究や他社会科学分野の関連研究もその対象とした。第2に,本研究課題は,実証分析のコンテクストの1つとしてアニメーション産業を対象としている。したがって,共同研究の形で全世界アニメーション制作者のデータを収集した。また,制作者間のネットワーク・データベースを構築し,彼らのリンク・コミュニティの全体的な構造を把握することができた。第3に,日本全国の大学における研究者データを収集し,研究者間のリンク・コミュニティ・ネットワークを把握するためのデータベースを構築した。
|