研究課題/領域番号 |
21K01708
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 明星大学 |
研究代表者 |
石橋 貞人 明星大学, 経営学部, 教授 (40542056)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フォロワーシップ / 職務特性 / 組織文化 / 構造方程式モデリング / フォロワーシップ行動 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、フォロワーシップ行動の規定要因である職務特性や組織文化が、内在的なフォロワーシップ行動に及ぼす影響と、その効果として、組織コミットメントなどの組織の有効性を示す指標を取り上げ、アンケート調査から収集した数量データによる実証検証を行ない、組織の職務特性・組織文化がフォロワーシップ行動を媒介変数としてどのような組織の有効性につながるか、その関連性を明らかにする。 また、フォロワーシップ行動と職務特性・組織文化・組織の有効性の各関係を定量化・可視化し、フォロワー、上司や組織にフィードバックを行い、従業員の意識改善、上司の部下への指導、職場環境の改善等に活用できるツールの開発を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では、アンケート調査データを使用し職業性ストレスモデルを援用した職務特性が職務満足を伴うフォロワーシップに与える影響モデルと組織文化が職務満足を伴うフォロワーシップ与える影響モデルの2つの構造方程式モデルを明示し、モデルの有効性を確認する実証実験を行い、いずれのモデルも職務特性や組織文化が職務満足を伴うフォロワーシップに影響を与えることを明らかにした。 また、職務特性・組織文化とフォロワーシップの関係性について、因子得点を用いて定量化・可視化し、経営管理におけるマネジメントツールの開発も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フォロワーシップという内的要因は職務特性・組織文化という外的要因に影響を与えられていることから、経営管理の視点から言えば、フォロワーシップ開発において職務特性・組織文化をコントロールすることにより、フォロワーシップが変容することが可能であることを示している。 また、職務特性・組織文化とフォロワーシップの関係を定量的・可視化して示したことにより、経営管理でのマネジメントツールの提供を図ることができ、部下育成や従業員の意識改革、職場環境の改善に活用することが期待できる
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