研究課題/領域番号 |
21K01802
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
|
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
王 イク 関西学院大学, 国際学部, 教授 (40411061)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 中国の会計活動 / 企業統治 / 所有と経営の分離 / 資本と所有者権益 / 中国のVIE企業 / US-GAAP / 会計不正 / 会計要素 / 外商投資 / 法的責任 / ポストコンバージェンス / 中国会計 / 異質性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、まず、中国での会計と会計諸要素における概念とその変化、それから、会計理論、さらに会計基準の3つの視点からポストコンバージェンスにおける中国会計の異質性(非一貫性)解析を試みる。また、解析されたその会計の異質性は中国の企業経営にどのように、どのような影響を及ぼすのかを検証する。
|
研究実績の概要 |
本年度の研究実績として、主に下記の2つを取り上げる。 1.本研究課題に関連する雑誌・書物などを現地から取り寄せをして、研究を行った。特に1990年代の論文などの精読により、資本と所有者権益の使分けや、また、所有と経営の分離などにおける新たな異質性が浮き彫りになった。従って、中国企業における会計基準の設定、会計活動並びに企業統治との関わりを検討した。 2.中国会計活動と企業統治との関わりをさらに明らかにするため、中国における企業統治の展開を研究した。その成果の一部として、拙稿「中国の企業統治」を『国際学入門』(関西学院大学国際学部編)にて公刊した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍のため、関連研究者・実務家のインタビューなどが実施できず、また、現地への渡航ができないため、現地調査・訪問などもできなかった。
|
今後の研究の推進方策 |
今年度、関連研究者・実務家のインタビューなどが実施、または現地調査・訪問を行う予定である。特に本研究課題に関わる研究資料をできる範囲で収集する予定である。
|