研究課題/領域番号 |
21K01877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大谷 順子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 教授 (90403930)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 質的手法 / 混合研究法 / 質的データ分析ソフト / 健康科学 / 質的研究手法 / 定性調査 |
研究開始時の研究の概要 |
質的研究法および混合研究法がハヤリとなってきている。しかし、この方法を用いて、学位論文を書くとなると容易なことではない。大事なのは、「はじめに手法ありき」ではなく、「はじめにデータありき」であるとリチャーズは主張する(Richards, 2005)。混合研究法のこれまでの日本への紹介が、「はじめに手法ありき」であることを反省し、「はじめにデータありき」のアプローチで具体的な事例を用いて、特に健康科学分野に適用するにあたっての研究方法論を研究する。
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研究実績の概要 |
質的研究法および混合研究法を、健康科学分野に適用した研究例の文献を英語圏および日本をはじめ英語圏以外で実施され、発表されたものを収集し、分析を継続した。 質的データ分析ソフトにより混合研究法に応用できる機能に差があるのでその利便性を比較できるように購入しソフトになれるように使用した。MAX QDAを用いて、災害と母子保健、COVID-19禍と摂食障害といった具体的な調査データを扱っている。3月に大阪大学メルボルン大学国際合同ワークショップ“Women’s and children’s health and wellbeing following disaster: Toward a human-right-based recovering framework”を開催し、Melbourne School of Population and Global Healthの研究者ら、沖縄など国内外の研究者らと研究発表と討論を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していた現地調査が大学での役職用務含め諸事情により遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
初めの2年間のデータ分析および論文執筆、投稿を継続する。また、現地調査および学会発表・論文投稿を進める。
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