研究課題/領域番号 |
21K02179
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
奥野 武志 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, その他(招聘研究員) (50802047)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 永井道明 / 教練 / 規律的運動 / 陸軍現役将校学校配属 / 学校体操教授要目 / 大正デモクラシー / ポピュリズム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、1913(大正2)年制定「学校体操教授要目」に規定された体操科教材「教練」に関して、当時刊行された雑誌や新聞の記事や論説とともに、学校教練に関する刊行物に関する調査と分析を行う。その上で防衛省・国立公文書館所蔵の公文書を分析することで、小学校・高等女学校等における「教練」の実施状況を明らかにするとともに、現役将校学校配属によって「教練」の振作が図られる経緯の検証に取り組む。
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研究実績の概要 |
文部省側委員として学校体操教授要目制定を主導した永井道明の著作等を読み込む作業は行ったものの、予定していた新聞や雑誌記事等の資料調査は行うことができず、口頭発表や論文の形で発表することはできなかった。最新の関連研究動向を把握するために所属学会の会員の身分を維持するための学会年会費の支出に直接経費を使用した程度である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で公共図書館等の利用制限が続いていたことに加え、任期切れで前所属先を解雇されたため、求職活動に多大の時間を費やし研究に時間を割くことができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
任期なしの専任職に就き個人研究室を確保することができたので、7月下旬を目途に資料の搬入・整理等研究環境の整備を行う。また新型コロナウイルスの5類への移行正式に伴い公共図書館の通常利用も可能となったので、研究環境整備と並行して資料調査・資料解読に積極的に取り組み研究の遅れを取り戻したい。
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