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地方創生における新たな公民館像-地域運営組織等の拠点としての役割の追求-

研究課題

研究課題/領域番号 21K02202
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関北海道科学大学

研究代表者

出口 寿久  北海道科学大学, 全学共通教育部, 教授 (20592257)

研究分担者 郡谷 寿英  北海道科学大学, 全学共通教育部, 講師 (00881442)
西川 一弘  和歌山大学, 紀伊半島価値共創基幹, 教授 (60516459)
福田 菜々  北海道科学大学, 工学部, 准教授 (70554731)
谷口 尚弘  北海道科学大学, 工学部, 教授 (80337013)
水野 和男  旭川大学, 保健福祉学部, 教授 (10851272)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード公民館 / コミュニティセンター / 地域運営組織 / 小さな拠点 / 地域づくり
研究開始時の研究の概要

我が国では地方創生の施策として地域運営組織等が進められているが、それには中心となる人材の育成や設置に向けた機会や場の創出が重要である。このため、地域運営組織等の形成に関わっている先進的な公民館の取り組みの経緯や状況について全国を対象として調査・分析し、地域運営組織形成における公民館との協働による住民主体の地域づくりのあり方から、地方創生における新たな公民館像を分野横断的体制で提言する。

研究実績の概要

1.「地域運営組織」形成や「小さな拠点」づくりにおける公民館やコミュニティセンター等活動拠点に関する全国実態調査及び分析 ①全国アンケート調査 2022年度の調査結果を踏まえ、分析・論文執筆を終了し、日本建築学会計画系論文集に査読申請を行った。②現地個別訪問調査 2022年度の現地ヒアリング調査結果を踏まえ、論文を執筆している。
2.「地域運営組織」・「小さな拠点」と公民館の関係性の解明に資する先進事例の調査分析 7月新潟県見附市・刈羽村、11月に福岡県大野城市・宮崎県宮崎市、2月に山口県下松市・周南市、三重県亀山市・岐阜県関市を対象に調査を実施した。調査の結果、地域運営組織や小さな拠点に取り組むにあたり、公民館やコミュニティセンターにおける地域課題についての学びの場が契機となるとともに活動の拠点としての位置づけにつながることが明らかとなった。
3.地域づくりの実践的研究 小樽市朝里中学校区を調査対象に朝里中学校学校運営協議会の毎月一回の会議に参加し、地域学校協働活動について協議を行い、実際の活動へとつなげた。10月29日住民や児童生徒の参画による防災訓練を企画実施し、防災に関する知識の習得、危機感の共有の場となるとともに地域住民と小中学生など世代間交流の機会となった。6月24日、10月20日、1月20日で漢字検定試験を実施し、様々な年代の方々が受験することにより生涯学習の機会の提供となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

1.「地域運営組織」形成や「小さな拠点」づくりにおける公民館やコミュニティセンター等活動拠点に関する全国実態調査及び分析 ①全国調査は、予定どおり調査・分析を行い、論文を執筆し、日本建築学会計画系論文集に査読申請を行った。②現地調査は、予定どおり終了し、論文執筆を行っている。
2.「地域運営組織」・「小さな拠点」と公民館の関係性の解明に資する先進事例の調査分析 ほぼ予定どおり調査を実施したが、一部調査先の都合により、翌年度実施に変更した。
3.地域づくりの実践的研究 朝里中学校学校運営協議会において検討した結果をイベントとして予定どおり実施した。

今後の研究の推進方策

1.「地域運営組織」形成や「小さな拠点」づくりにおける公民館やコミュニティセンター等活動拠点に関する全国実態調査及び分析 ①全国アンケート調査 データ分析、論文執筆を終え、日本建築学会計画系論文集に査読申請中。②現地調査 これまでの調査結果を踏まえ、論文として取りまとめ予定。
2.「地域運営組織」・「小さな拠点」と公民館の関係性の解明に資する先進事例の調査分析 先進事例の調査を一部本年度に繰り越した調査先も含め引き続き実施予定。
3.地域づくりの実践的研究 朝里中学校の学校運営協議会委員として引き続き参画するとともに、住民の地域づくりの機運を盛り上げ、実際の地域活動につなげる予定。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] A study on how regional management organizations operate and utilize social educational facilities as their base facilities, community development by residents through small-scale multifunctional self-government2023

    • 著者名/発表者名
      Toshihisa Deguchi,Hisahide Kohriya,Nana Fukuda,Naohiro Taniguchi
    • 雑誌名

      Japan Architectural review 2023

      巻: 6(1) 号: 1 ページ: 1-16

    • DOI

      10.1002/2475-8876.12397

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 行政主導型における住民主体地域運営組織の設立と運営実態に関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      出口 寿久, 郡谷 寿英, 福田 菜々, 谷口 尚弘
    • 雑誌名

      日本建築学会技術報告集

      巻: 28 号: 70 ページ: 1402-1407

    • DOI

      10.3130/aijt.28.1402

    • ISSN
      1341-9463, 1881-8188
    • 年月日
      2022-10-20
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地域運営組織における活動拠点としての社会教育施設の運営および活用実態2022

    • 著者名/発表者名
      出口寿久、郡谷寿英、福田菜々、谷口尚弘
    • 雑誌名

      日本建築学会計画系論文集

      巻: 87 号: 796 ページ: 975-986

    • DOI

      10.3130/aija.87.975

    • ISSN
      1340-4210, 1881-8161
    • 年月日
      2022-06-01
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 地域コミュニティ施設の現状分析2023

    • 著者名/発表者名
      出口寿久
    • 学会等名
      日本建築学会近畿大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] コミュニティセンター等地域コミュニティ施設の実態分析2022

    • 著者名/発表者名
      出口寿久
    • 学会等名
      日本生涯教育学会第43回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 地域運営組織における活動拠点としての社会教育施設の運営および活用実態2021

    • 著者名/発表者名
      出口寿久
    • 学会等名
      日本生涯教育学会第42回大会自由研究フォーラム
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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