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西洋教育思想の受容過程の検討をとおした教育思想史像の再構築

研究課題

研究課題/領域番号 21K02205
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関鶴見大学 (2023)
昭和音楽大学 (2021-2022)

研究代表者

岸本 智典  鶴見大学, 文学部, 准教授 (50757713)

研究分担者 今井 康雄  日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50168499)
相馬 伸一  佛教大学, 教育学部, 教授 (90268657)
生澤 繁樹  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (70460623)
小山 裕樹  聖心女子大学, 現代教養学部, 准教授 (60755445)
河野 桃子  日本大学, 文理学部, 准教授 (10710098)
関根 宏朗  明治大学, 文学部, 専任准教授 (50624384)
高宮 正貴  大阪体育大学, 教育学部, 准教授 (20707145)
吉野 敦  大分大学, 教育学部, 准教授 (80954172)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワード教育思想史 / 西洋教育思想 / 歴史叙述 / メタヒストリー / 教職教養 / 教員養成 / 教育原理 / 教育哲学
研究開始時の研究の概要

本研究は、教職課程や教育学部等における教養教育を担ってきた「教育思想史」の教育内容や方法について、これまでのあり方を批判的に検討したうえで、先端的な研究成果に立脚しつつ現代的な課題にも対応しうる新たな形の「教育思想史」を構想、再構築することを目的とする。その際、英米独仏を中心とする西洋の教育思想史テクストの内容分析や、それら相互の影響・受容関係の歴史的な分析を基本としながら、西洋教育思想とその歴史記述が近代日本にどのように受容され、定着してきたか歴史的に分析するという方法を採用する。

研究実績の概要

令和5(2023)年度においては、共著への寄稿2点、雑誌論文12点(書評2を含む)、学会発表5点、という実績があがった。
研究組織共同の取り組みとしては、2023年9月1日(金)に2023年度第1回全体研究会(於:オンライン)を、2024年3月9日(土)に第2回全体研究会(於:宮崎大学木花キャンパス)を開催し、また、2023年9月16日(土)には教育思想史学会第33回大会(於:同志社大学新町キャンパス)において報告をおこなった。
第1回全体研究会では、3件の報告がなされ(小山裕樹「ヘルバルト及びヘルバルト主義教育学における「科学(学問)」と「政治」の連関と断絶?―ヘルバルト主義教育学のフランス(及びイギリス)への流入過程も視野に入れながら」、髙宮正貴「アレキサンダー・ベインにおける教育と科学―スペンサーとの比較から」、吉野敦「コンペイレにおける「教育の科学」と「教育学の歴史」」)、その後、科研の分担者・協力者を含む参加者全体での討議がおこなわれた。これは9月におこなわれる上述の学会報告のプレ報告という位置づけであり、改訂作業を経て9月16日の本番では小山、吉野、髙宮と報告順序も調整し、それぞれ上述の報告のより洗練された内容が報告された。
第2回研究会では、こうした学会での報告を反省しつつも、新たに3件の報告がなされた。河野桃子「シュタイナー学校はどのようにシュタイナー学校になったのか:H.ツァンダーによる指摘から」、今井康雄「ニーチェにおける教育と自己形成―「自然」の位置づけをめぐって」、関根宏明「丸山眞男の「思想史」観―『思想史の方法と対象』(1961)を手がかりに」である。いずれの報告も本科研が課題とする教育思想史叙述の比較検討にそれぞれ資するものであり、議論も含めて極めて有意義な研究会となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年度も、予定していた全体研究会を2回開催したことに加えて、研究組織共同での学会発表を実施することができた。内容としては、上述の通り、イギリス関連が2件、ドイツ関連が4件、フランス関連が2件であった。ドイツ関連が多いのは、昨年度の報告にも記したようにこれまでの取り組みでドイツ関連の成果が少なかったことを踏まえての結果である。上述の各報告は本研究課題を推進する上で重要な知見が個別に報告されたものであり、また、それらの多くは論文としてすでに刊行もされていて、成果として十分に評価できるものである。
他方で、今年度はアメリカ教育思想史に関わるものが結果として少なくなったので、それを勘案して2024年度の計画を再編成しているところである。また、個別報告を俯瞰的に捉え、教育思想史叙述の新たな形態を構想する報告も現状まだ十分とは言えない。これらを踏まえて、下記の推進方策を練っていく。
なお、2023年度も、COVID‐19感染症拡大への対応を継続しつつ、学会や研究会で対面形式を継続し、研究分担者・協力者間の密なコミュニケーションや情報交換をおこなうことができたことは特筆しておきたい。
以上の理由より、区分(2)「おおむね順調に進展している」と評価した。

今後の研究の推進方策

まずは今年度も、全体での研究会および学会報告を着実に実施していく。2024年度は第一に、8月に全体研究会を実施し、①ドイツ教育思想史に関連するシュタイナーの思想やシュタイナー学校での実践について、②アメリカ教育思想史におけるリヴィジョニズムの問題の再考やデューイ思想と教育実践・社会運動・政治的実践とのつながりについて、それぞれ特徴を明らかにしつつ、それらの相互関係についても整理することを目指す。そこでの議論を踏まえて、9月には教育思想史学会で同内容を発展・洗練させたものを報告する。また、感染症拡大等や円安の激化といった為替の状況次第ではあるが、米国での調査をはじめとする海外における資料調査や、海外へ向けた研究成果の発信も進めたい。状況の変化に適切に対応し、国内外の研究会や学会での報告、国内外での資料調査について、場合によってはオンラインも活用しながら当初の目標を達成できるように柔軟かつ機敏に対応していく。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (48件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (26件) (うちオープンアクセス 17件、 査読あり 3件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 1件) 図書 (11件)

  • [雑誌論文] 戦前期日本におけるコメニウス言説再考 72024

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一
    • 雑誌名

      佛教大学論集

      巻: 35 ページ: 67-88

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] (研究ノート)第三共和政下フランスの学校教育プロパガンダにおける啓蒙思想家像(3) ――(翻訳・解題)ビュイッソン編『教育学・初等教育事典』項目「ドルバック」、「ラ・メトリ」――2024

    • 著者名/発表者名
      吉野敦, 辻和希, 杉山大幹, 坂倉裕治
    • 雑誌名

      富山国際大学紀要

      巻: 15(2) ページ: 89-99

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] アゴラ 今井康雄著『反自然主義の教育思想 : 〈世界への導入〉に向けて』2023

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 32 ページ: 190-193

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「政治的なもの」と「教育的なもの」の交差 : 政治思想における教育/人間形成論の含意を再考する2023

    • 著者名/発表者名
      岸本 智典,関根 宏朗,小玉 重夫,田中 智輝
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 127 ページ: 103-110

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 教育哲学研究における「科学性」の再検討2023

    • 著者名/発表者名
      河野桃子、鈴木篤、平井悠介、岡村美由規
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 127 ページ: 119-125

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「教育思想史の特殊性はいかに考えられたか――歴史叙述のなかの科学/技芸としての教育」2023

    • 著者名/発表者名
      岸本智典・髙宮正貴・小山裕樹
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 32 ページ: 134-142

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 戦前期日本におけるコメニウス言説再考 62023

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一
    • 雑誌名

      佛教大学教育学部学会紀要

      巻: 23 ページ: 13-29

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 丸山眞男の教育思想・序説 ―― 公教育における「政治的中立性」の問題を再考するために2023

    • 著者名/発表者名
      関根 宏朗
    • 雑誌名

      教育学年報

      巻: 14 ページ: 267-286

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] (書評)山名淳編『記憶と想起の教育学――メモリー・ペダゴジー、教育哲学からのアプローチ』2023

    • 著者名/発表者名
      吉野敦
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 128 ページ: 182-187

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] Education, Science, and Government in Marc-Antoine Jullien’s Educational Thought2023

    • 著者名/発表者名
      Atsushi Yoshino
    • 雑誌名

      E-Journal of Philosophy of Education: International Yearbook of the Philosophy of Education Society of Japan

      巻: 8 ページ: 1-16

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] マルク=アントワーヌ・ジュリアンのペスタロッチ受容―ジャコバン派から自由主義者へ?―2023

    • 著者名/発表者名
      吉野敦
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 32 ページ: 1-12

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「ペスタロッチ受容」とは何かーーケンブリッジ学派の思想史研究方法を手がかりにーー2023

    • 著者名/発表者名
      椋木香子
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 32 ページ: 24-29

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 戦前期日本におけるコメニウス言説再考 52023

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一
    • 雑誌名

      佛教大学教育学部紀要

      巻: 34 ページ: 1-21

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 図書紹介 ジェーン・R・マーティン著、生田久美子監訳、尾崎博美・犬塚典子・畠山大・八木美保子・今井卓実訳『学校は私たちの「良い生活(グッドライフ)」だった : アメリカ教育史の忘れもの』2022

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 125 ページ: 135-137

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 書評「宮川幸奈著『自律を目指す教育とは何か――自然主義的な教育哲学の試み』」2022

    • 著者名/発表者名
      小山裕樹
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 126 ページ: 81-87

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 日常を相対化するメディアとしての読書2022

    • 著者名/発表者名
      関根宏朗
    • 雑誌名

      読むことの歓び(明治大学文学部読書感想文コンクール選考委員会 編)

      巻: 14 ページ: 206-209

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 道徳教育において「生命」を問うこと2022

    • 著者名/発表者名
      関根宏朗
    • 雑誌名

      明治大学教職課程年報

      巻: 44

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 戦前期日本におけるコメニウス言説再考 42022

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一
    • 雑誌名

      佛教大学教育学部論集

      巻: 33 ページ: 15-36

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 第三共和政下フランスの学校教育プロパガンダにおける啓蒙思想家像(1)―(翻訳・解題)ビュイッソン編『教育学・初等教育事典』項目「コンディヤック」および「ディドロ」―?2022

    • 著者名/発表者名
      坂倉裕治, 杉山大幹, 吉野敦, 吉田陽
    • 雑誌名

      早稲田大学大学院教育学研究科紀要

      巻: 32 ページ: 45-58

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] テクノロジーの進歩と社会的分断の時代におけるデモクラシーと教育2021

    • 著者名/発表者名
      古田 雄一, 間篠 剛留, 石嶺 ちづる, 岸本 智典, 福野 裕美, 原田 早春
    • 雑誌名

      日本教育学会大會研究発表要項

      巻: 80 号: 0 ページ: 87-88

    • DOI

      10.11555/taikaip.80.0_87

    • NAID

      130008107049

    • ISSN
      2433-071X
    • 年月日
      2021-08-16
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 思想史は私たちに何を教えるか――ククリック『アメリカ哲学史』翻訳の経験から2021

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 30 ページ: 185-189

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 「「個性」を飼いならす?―道徳教育と「個性」の困難な関係」2021

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 雑誌名

      道徳教育(明治図書)

      巻: 758 ページ: 80-81

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 自然主義と反実在論の共演――なぜ「自然主義的反実在論」だったのか2021

    • 著者名/発表者名
      今井康雄
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 30 ページ: 119-122

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 教育哲学から見た成人教育――変容的学習論を中心に2021

    • 著者名/発表者名
      今井康雄
    • 雑誌名

      月刊社会教育

      巻: 786 ページ: 62-68

    • NAID

      40022730284

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 教育思想家と歴史2021

    • 著者名/発表者名
      相馬伸一・小山裕樹・生澤繁樹・日暮トモ子
    • 雑誌名

      近代教育フォーラム

      巻: 30 ページ: 123-129

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 一九世紀初頭フランスにおける教育・科学・統治―マルク=アントワーヌ・ジュリアンの教育思想を中心として―2021

    • 著者名/発表者名
      吉野敦
    • 雑誌名

      教育哲学研究

      巻: 123 ページ: 62-73

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] ジョサイア・ロイスの教授学論とその知的文脈:ハーバード教育大学院(HGSE)誕生前夜の哲学者たち(ラウンドテーブル11  アメリカにおける教師の専門性の史的変遷)2023

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 学会等名
      日本教育学会第82回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 資本主義でも社会主義でもない社会構想と教育―シュタイナー「社会有機体三分節化」論のインパクト2023

    • 著者名/発表者名
      河野桃子、奥本陽子、西村拓生、佐藤雅史、吉田敦彦
    • 学会等名
      教育思想史学会 第33回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 道徳教育としての「宗教的情操教育」の探求に向けて―「生命や自然、崇高なもの」についての修験者の語りから2023

    • 著者名/発表者名
      河野桃子、片山惠遍
    • 学会等名
      日本ホリスティック教育/ケア学会第6回研究大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] コロキウム2「教員養成における〈教育と科学〉 ――19 世紀独・英・仏をつなぐ教育思想史の試み」(企画者・司会者:岸本智典、報告者:小山裕樹、髙宮正貴、吉野敦)2023

    • 著者名/発表者名
      岸本智典、小山裕樹、髙宮正貴、吉野敦
    • 学会等名
      教育思想史学会第33回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] ペスタロッチ研究の射程―思想・歴史・方法・実践(シンポジウム:「ペスタロッチー・フレーベルとこれからの教育・保育」登壇者)2023

    • 著者名/発表者名
      椋木香子
    • 学会等名
      日本ペスタロッチー・フレーベル学会第40回大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「教育史」への期待とその主題の拡張――教育史家としてのヘンリー・バーナードが持つ歴史的意味(コロキウム5 教育思想史の特殊性はいかに考えられたか――歴史叙述のなかの科学/技芸としての教育 企画者・司会者:岸本 智典、報告者:岸本智典・髙宮 正貴、指定討論者:小山 裕樹)2022

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 学会等名
      教育思想史学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] ウィリアム・コノリーの政治理論における「主体」形成論とその知的契機(ラウンドテーブル1 「政治的なもの」と「教育的なもの」の交差――政治思想における教育/人間形成論の含意を再考する 企画者・提案者:岸本智典、提案者:関根宏朗、指定討論者:小玉重夫、司会者:田中智輝)2022

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 学会等名
      教育哲学会第65回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 丸山眞男における「政治的なるもの」の教育学的読解(ラウンドテーブル1 「政治的なもの」と「教育的なもの」の交差――政治思想における教育/人間形成論の含意を再考する 企画者・提案者:岸本智典、提案者:関根宏朗、指定討論者:小玉重夫、司会者:田中智輝)2022

    • 著者名/発表者名
      関根宏朗
    • 学会等名
      教育哲学会 第65回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 19世紀イギリスの教員養成における教育思想史の意義――教育の「科学」と「技芸」という視角から(コロキウム5 教育思想史の特殊性はいかに考えられたか――歴史叙述のなかの科学/技芸としての教育 企画者・司会者:岸本 智典、報告者:岸本智典・髙宮 正貴、指定討論者:小山 裕樹)2022

    • 著者名/発表者名
      高宮正貴
    • 学会等名
      教育思想史学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 比較先としてのドイツ教育学における「科学/学問」―「技芸/術」問題と「歴史」意識(コロキウム5 教育思想史の特殊性はいかに考えられたか――歴史叙述のなかの科学/技芸としての教育 企画者・司会者:岸本 智典、報告者:岸本智典・髙宮 正貴、指定討論者:小山 裕樹)2022

    • 著者名/発表者名
      小山 裕樹
    • 学会等名
      教育思想史学会第32回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] アメリカ哲学史にとっての心理学――「実験心理学」の生成とそれへの批判(シンポジウム 「世紀転換期アメリカ哲学と心理学――ジェイムズ、デューイからパークへ」)2021

    • 著者名/発表者名
      岸本智典
    • 学会等名
      東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] 世紀転換期の英米哲学における観念論と実在論―現代哲学のバックグラウンドの探究2024

    • 著者名/発表者名
      染谷昌義、小山虎、齋藤暢人、有村直輝、伊藤遼、入江哲朗、大厩諒、岸本智典
    • 総ページ数
      206
    • 出版者
      ratik
    • ISBN
      9784907438654
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [図書] 教育哲学事典2023

    • 著者名/発表者名
      教育哲学会編
    • 総ページ数
      666
    • 出版者
      丸善出版
    • ISBN
      9784621308219
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [図書] デューイ著作集2 哲学2 論理学理論の研究, ほか: デモクラシー/プラグマティズム論文集2023

    • 著者名/発表者名
      岸本智典,古屋恵太(訳者代表), 田中智司,松下良平,岡部美香,尾崎博美,國崎大恩,曽我部和馬,高柳充利, ジョン・デューイ
    • 総ページ数
      408
    • 出版者
      東京大学出版会
    • ISBN
      413014202X
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] ポップカルチャーの教育思想??アカデミック・ファンが読み解く現代社会2023

    • 著者名/発表者名
      小山裕樹、渡辺哲男(編著)、田中智輝、間篠剛留、村松灯、古仲素子、山本一生
    • 総ページ数
      192
    • 出版者
      晃洋書房
    • ISBN
      9784771037236
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 道徳教育(未来の教育を創る教職教養指針8)2023

    • 著者名/発表者名
      山﨑準二・高野和子(編集代表)下司晶(編) 池田賢市、松嶋哲哉、山田真由美、小山裕樹、須川公央、尾崎博美、加藤弘通、間山広朗、児島博紀、髙宮正貴、中橋和昭、堤 優貴、安道健太郎、天野幸輔、久保研人、鹿嶋真弓、渡邉真魚、前原博幸、神戸和佳子、廣畑光希、関根宏朗、北村佳誉
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      学文社
    • ISBN
      9784762028410
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] デューイの思想形成と経験の成長過程: デューイ没後70周年記念論集2022

    • 著者名/発表者名
      岸本智典,行安茂(編著),和氣節子,山本孝司,船木惠子,髙宮正貴,新茂之,西園芳信,中村和世,新井保幸
    • 総ページ数
      292
    • 出版者
      北樹出版
    • ISBN
      477930685X
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 道徳教育の地図を描く―理論・制度・歴史から方法・実践まで2022

    • 著者名/発表者名
      岸本智典(編著),朱喜哲,小田亮,角能,高橋哲,伊藤敦広,桑嶋晋平,山本一生,足立佳菜,森本和寿,阿部学,髙宮正貴,鬼澤秀昌,市川秀之,山田真由美,間篠剛留
    • 総ページ数
      356
    • 出版者
      教育評論社
    • ISBN
      4866240687
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 山名淳編『記憶と想起の教育学: メモリー・ペダゴジー、教育哲学からのアプローチ』(分担執筆:「第二章 教育における「記憶」の意味転換--実験心理学的記憶研究の教育論への導入をめぐって」17-53頁)2022

    • 著者名/発表者名
      今井康雄,山名 淳(編著)ローター・ヴィガー,大塚 類,眞壁宏幹,室井麗子,三村尚央,田中智輝,西本健吾,李 舜志
    • 総ページ数
      324
    • 出版者
      勁草書房
    • ISBN
      4326251670
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] フロイトと教育2022

    • 著者名/発表者名
      下司晶・須川公央(監訳)波多野名菜・関根宏朗・後藤悠帆(訳)
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      勁草書房
    • ISBN
      9784326299355
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] 教育と教職のフロンティア2021

    • 著者名/発表者名
      伊藤良高、岡田愛、荒井英治郎、伊藤聖良、知識伸哉、高柳奈月、冨江英俊、河野桃子、生澤繁樹、鈴木悠太、西森尚己、青木研作、雪丸武彦、香﨑智郁代、冨田晴生、小池由美子、桐原誠、下坂剛、竹下徹、大津尚志、柴田賢一、橋本一雄、石村秀登
    • 総ページ数
      160
    • 出版者
      晃洋書房
    • ISBN
      9784771034822
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] シュタイナーの思想とホリスティックな知2021

    • 著者名/発表者名
      河野桃子
    • 総ページ数
      200
    • 出版者
      勁草書房
    • ISBN
      9784326251544
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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