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幼児期のミニチュア遊びと表象・スケール理解の関連性と表現分野の保育モデル開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K02212
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関埼玉大学

研究代表者

池内 慈朗  埼玉大学, 教育学部, 教授 (10324138)

研究分担者 横山 草介  東京都市大学, 人間科学部, 准教授 (60803484)
萩生田 伸子  埼玉大学, 教育学部, 准教授 (70292638)
杉村 美佳  上智大学短期大学部, 英語科, 准教授 (70442126)
立川 聡子  佐野日本大学短期大学, その他部局等, 教授(移行) (40258851)
伊東 一誉  国際学院埼玉短期大学, 幼児保育学科, 講師(移行) (00899693)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードミニチュア / 表象理解 / MI理論 / 縮小されたもの / ミニチュア玩具 / 空間認識知能 / モノに関連する思い出 / 小さい頃から好きだったもの / 多重知能理論 / スケール理解 / MI理論 / モノと遊び
研究開始時の研究の概要

幼児のミニチュアとの関わりについて幼児期の遊びに見出される縮小されたミニチュアへの関わりが、スケール理解や表象機能、象徴機能の発達、創造性といった発達的諸相に寄与するのかどうかを明らかにすることを目的とする。MI理論の8つの知能との関連性から、幼児期のミニチュアなど縮小されたものでの遊びの中で、スケール理解や表象機能の発達、創造性に関わるメカ ニズムの解明を目指す。

研究実績の概要

コロナで幼稚園・保育園での実験が難航した。規模を縮小し(等々力保育園分、この園の保育園にて)ミニチュア玩具遊びを通して参与観察を行った。MI理論に基づく質問紙調査を児童にも実施した。参与観察は、4-5歳児の女子3名を対象に行った。参与観察は、幼児期においても「ミニチュアの空間の認識・スケール理解」の操作がみられた。言語的知能では幼児同士で対話して人形の役を決めていた。空間的知能では、リビング、キッチン、子ども部屋などミニチュアの空間の認識「スケール理解」の操作がみられた。玩具の取り合いやけんかにならないように調整が、家づくりをしている様子が窺えたのはミニチュア玩具遊びの中で8つの知能を用いつつ縮小された世界で物語的表象を作り上げていき、既に「現実での小世界の理解・スケール理解」が見られたのは仮説以上の成果が得られたと言えよう。 一方幼児研究の難しさから専門に関わらず大学生78人に自由記述で質問をした。多少なりとも幼少期を思い出させ「モノに関連する想い出」には26名のみが回答をした.記述された文の数は約50,また幼児期の遊びに見出される「みたて遊び・ごっこ遊び」といった想像活動とこれらの想像活動を持続的なも のにしていくための支えとして機能する物語的表象(narrative representation)について厳密に考察を行った。自由記述「モノに関連する想い出」には26名のみが回答をし、幼少期から、現在につながる「小さい頃に買ってもらったもの」「小さい頃から好きだったもの」など明らかな幼児期のミニチュア玩具遊び、スケール理解、表象機能、表象機能の発達、創造性にまで関わる。教育学部教授会では私の名誉教授就任は承認され科研費の最終年度が継続できると分担者たちの希望も埼玉大学上層部たちの個人攻撃により修了させられ学問の自由が奪われた事実が存在したことは学振に報告しておきたい。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件) 図書 (5件)

  • [雑誌論文] 幼児期から青年期に至る描画表現のつまずきの検討―意欲の変化に見るつまずきの時期と要因2023

    • 著者名/発表者名
      伊東一誉, 赤羽尚美, 田代琴美
    • 雑誌名

      美術教育学研究

      巻: 第55号 ページ: 41-48

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 美術表現の創作プロセスにおけるつまずき要因の構造分析―自己評価と他者参照に基づくつまずきと苦手 意識―2023

    • 著者名/発表者名
      伊東一誉, 赤羽尚美, 田代琴美
    • 雑誌名

      教育美術

      巻: 第307号 ページ: 8-17

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「二つの思考様式の射程」2022

    • 著者名/発表者名
      横山草介
    • 雑誌名

      東京都市大学人間科学部紀要

      巻: 第13号 ページ: 69-78

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 奈良女子高等師範学校附属小学校における木下竹次の『人生の六相』論の展開 ―『生活学習課程』の実践を中心に―2023

    • 著者名/発表者名
      杉村美佳
    • 学会等名
      教育史学会 第66回大会 オンライン 2023年
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 想像遊びの構築におけるナラティヴの意味:Brunerのナラティヴ論を手がかりに2022

    • 著者名/発表者名
      横山草介
    • 学会等名
      日本発達心理学会 第33回大会 東京学芸大学
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 『現代アメリカ教育ハンドブック』アメリカ教育学会編 第2版 (MI理論)2021

    • 著者名/発表者名
      アメリカ教育学会編(池内慈朗)
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      東信堂
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 『現代アメリカ教育ハンドブック』アメリカ教育学会編 第2版(米国の美的教育2021

    • 著者名/発表者名
      アメリカ教育学会編(池内慈朗)
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      東信堂
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 『現代アメリカ教育ハンドブック』アメリカ教育学会編 第2版(ハーバード・プロジェクト・ゼロ)2021

    • 著者名/発表者名
      アメリカ教育学会編(池内慈朗)
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      東信堂
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 『現代アメリカ教育ハンドブック』アメリカ教育学会編 第2版(ハワード・ガードナー)2021

    • 著者名/発表者名
      アメリカ教育学会編(池内慈朗)
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      東信堂
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [図書] 『現代アメリカ教育ハンドブック』アメリカ教育学会編 第2版(全米学力調査)2021

    • 著者名/発表者名
      アメリカ教育学会編(杉村美佳)
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      東信堂
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2023-12-25  

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