研究課題/領域番号 |
21K02306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09020:教育社会学関連
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研究機関 | 長崎外国語大学 |
研究代表者 |
小鳥居 伸介 長崎外国語大学, 外国語学部, 教授 (80215293)
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研究分担者 |
川崎 加奈子 長崎外国語大学, 外国語学部, 准教授 (50595642)
新美 達也 名古屋学院大学, 経済学部, 准教授 (80773192)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 日本語教育 / キャリアパス / コネクティビティ / ASEAN / ASEAN地方都市 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の概要は、以下の通りである。 1.ASEAN主要国の地方都市における日本語教育の実態を明らかにするために、現地日本語教育の態勢を調査、整理する。 2.研究協力者を中心に現地に進出する日本企業の現地人材獲得の現状と課題をヒアリングし、企業側のニーズを整理する。 3.現地日本企業ニーズと現地での日本語教育が学生の効率的なキャリアパスにどう連結しているのか、いないのかを整理し、その連関のための課題や問題点を探る。 以上の3点を明らかにする研究である。
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研究成果の概要 |
ASEAN諸国の中でもベトナム、タイ、インドネシアに焦点を当て、各国の高等教育機関における日本語教育の実態と日本語を学ぶ学生たちのキャリア意識、現地日本企業が求める人材像との連結性について、アンケートやインタビュー調査を通して研究した。ベトナムとタイについては研究協力校において日本語を学ぶ学生たちへのアンケート調査を行い、学生たちのキャリア意識の違いについて比較検討した。インドネシアについてはアンケートは本研究機関内では実施できず今後の課題とし、研究協力校の学生へのインタビューによる意識調査を実施した。以上の成果については、2024年末までにワーキングペーパーとして発表することとしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はこれまで焦点が当てられることのなかったASEANにおける日本語教育と日本語を学ぶ学生のキャリアパスおよび現地日本企業が求める人材像との連結性とギャップについて、ASEAN3国(ベトナム、タイ、インドネシア)の研究協力校と現地企業に対するアンケートとインタビュー調査を通して、その実態を明らかにすることを企図して実施された。その成果は研究分担者及び研究協力者の共著論文により発表されており、さらに最終成果として、2024年末までに最終成果報告書(ワーキングペーパー)を刊行することとしている。
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