研究課題/領域番号 |
21K02367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 名古屋柳城女子大学 |
研究代表者 |
青山 佳代 名古屋柳城女子大学, こども学部, 准教授 (40372536)
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研究分担者 |
山本 聡子 名古屋柳城女子大学, こども学部, 講師 (30747332)
村田 あゆみ 名古屋女子大学, 文学部, 准教授 (50633244)
片山 伸子 名古屋柳城女子大学, こども学部, 准教授 (70425015)
豊田 和子 名古屋柳城女子大学, こども学部, 教授 (80087915)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | キリスト教保育 / 保育者養成史 / 柳城保姆養成所 / 保育士 / 保育者養成 / プログラムノート / 昭和初期 / 実習指導 / 幼児教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、昭和初期から戦前までの保育者養成の展開に関する歴史的研究である。その当時の保育者養成機関の教育内容とそこで学んだ生徒の力量形成の過程に焦点を当てて考察する。令和3年度より3年間にわたる研究期間において、私たち研究グループは、とりわけカナダから移入されたフレーベル主義による柳城保姆養成所の具体的な教育内容と、それを通して学んだ生徒の力量形成の過程について研究していく。当時の生徒が書き残したノート(「保姆学概論」と「プログラムノート」)や同窓会誌といった一次、二次史・資料を整理し、詳細に分析することによって実証的に解明する。
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研究実績の概要 |
本研究は、昭和初期から戦前までの保育者養成の展開に関する歴史的研究である。柳城保姆養成所の教育内容に注目し、そこれ学んだ生徒の力量形成の過程に焦点を当てたものである。 昨年度から研究をさらに深化させ、柳城保姆養成所の養成課程について、学校法人柳城学院の歴史資料室や、愛知県公文書館、さらにはカナダ国オンタリオ州での現地資料調査で得られた資料を活用し、歴史的に遡る考察を行うことで、キリスト教の保育者養成課程の源流を探ることを試みた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
理由は以下の2点である。 1)カナダ国オンタリオ州での現地資料調査ができたことである。そこで得られた資料を活用し、歴史的に遡る考察を行うことで、キリスト教の保育者養成課程の源流を探ることができたこと。 2)アルバイト雇用を行い、学校法人柳城学院歴史資料室に所蔵されている史・資料の生理が進んだこと。
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今後の研究の推進方策 |
さらなる史・資料のデータ化を迅速に進める。とりわけカナダで入手してきた史・資料のテキスト起こしを行う。
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