研究課題/領域番号 |
21K02379
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
四津 有人 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30647368)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 二足直立 / 歩行 / 発達 / 二足歩行 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトの二足直立歩行は,基礎科学的にも臨床医学的にも重要なテーマである.申請者は,発達期の力学的研究として,四つ這いの動的接地力(床反力)などを報告してきた.この研究を発展させることで,臨床医学的には,立ち上がることが困難な障害を抱える患者に有益なリハビリテーションの開発につながる.また脳科学や進化学的には,二足直立の本質理解に挑む.
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研究実績の概要 |
ヒトの二足直立歩行は,基礎科学的にも臨床医学的にも重要なテーマであるが,二足直立の獲得過程に関する運動力学的研究や適応の研究はない.力学的パラメータのない,動作だけの解析や理学所見の解析は古くからあるが,床反力計や圧分布などの力学的パラメータを含めた研究は,多くはなかった.申請者は,発達期の力学的研究として,四つ這いの動的接地力を初めて報告した(Yozu A, Gait Posture 2013).その後,寝返りの力学的研究も行い,多様な寝返りのパターンを記述した.これらの研究を発展させ,様々な運動パターンの力学的メカニズムを明らかにする.これにより,基礎科学的にはヒトの二足直立の運動モードとしての効率を明らかにすることにより,二足直立獲得のメカニズムの理解につながる.また,臨床医学的には,立ち上がりや歩くことが困難な疾患や障害を抱える患者のためのリハビリテーションの開発につながる.例えば具体的には,1)有益な運動プログラムの開発に繋がる.力学的な根拠に基づき,運動の方向や量を決定できる.また,2)有益な義肢・装具の開発などにつながる.力学的な根拠に基づき,モーター・アクチュエーターの選定などが行える. 研究開始はcovid-19の流行期であり,ヒトを対象とする研究は困難を極めている.さらに,小児の研究はもともと計測に人員と手間が必要であり,密になりやすく,困難を極めている.代替として,感染対策を十分にとりながら成人の計測を進めている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
COVID19でヒトを対象とした計測に困難がある.
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今後の研究の推進方策 |
COVID19で小児を対象とした計測が困難な場合は,成人での計測を行う.
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