• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

幼児の座位行動における身体活動と筋活動評価による「座位活動」の検証

研究課題

研究課題/領域番号 21K02396
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関兵庫大学

研究代表者

米野 吉則  兵庫大学, 健康科学部, 講師 (00711566)

研究分担者 町田 修一  順天堂大学, 大学院スポーツ健康科学研究科, 教授 (40421226)
朽木 勤  兵庫大学, 健康科学部, 教授 (40810528)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード座位行動 / 筋電図 / 不活動 / 未就学児(幼児) / 幼児 / 幼児期 / 身体活動 / 筋活動
研究開始時の研究の概要

幼児の座位行動を身体活動の活動強度と下肢筋活動の観点から分析することを目的としており、1) 幼児の日常的な生活環境下の座位行動において、どのような動作が行われているのかを行動観察し、その座位行動時の下肢筋活動を筋電図を用いて解析し、2) 座位行動の身体活動量計による活動強度と下肢筋活動の強弱やパターンとの関係から、座位行動時を「不活動」と「活動」に評価分類し、「座位活動」を検討する。

研究実績の概要

本研究は、座位行動を身体活動量と下肢筋活動との2つの軸から、幼児の座位行動を「不活動」と「活動」で再評価し、必ずしも不健康とはいえない「座位活動」の新しい定義を提唱するものである。目標1は、幼児の日常的な生活環境下の座位行動において、どのような動作が行われているのかを行動観察し、その座位行動時の下肢筋活動を筋電図を用いて解析する。目標2は、座位行動の身体活動量計による活動強度と下肢筋活動の強弱やパターンとの関係から、座位行動時を「不活動」と「活動」に評価分類し、「座位活動」を検討する。
現在、座位行動のスクリーニングに関連して、幼児に日常的に見られる座位行動をビデオ撮影による行動観察と加速度計(Active style Pro HJA-750C、オムロンヘルスケア社製)による活動強度の測定を行い、分析を行っている。今後、座位行動を判別し、筋活動解析で実施する座位行動を抽出する予定である。また筋活動のスクリーニングについて、成人を対象に、座位時の下肢筋活動として前脛骨筋(TA)、腓腹筋側頭(GcM)、大腿直筋(RF)、大腿二頭筋長頭(BF)、計4か所の表面筋電図を記録・解析を行った。本年度は、幼児2名を対象に座位を含めた日常動作の下肢筋の表面筋電図を記録・解析を行った。
次年度は最終目標である幼児の座位行動の解析ついて、座位行動における加速度計による身体活動強度と下肢筋活動の筋電図による解析と双方から評価する予定であるが、1年延長して実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

座位時の筋活動を評価する部位の推定に時間を要したため、当初の研究計画を変更する必要が生じた。それにより、年度内の完了が困難となり、次年度の延長申請を行った。倫理申請等の準備を完了し、6月以降には調査を実施する予定である。

今後の研究の推進方策

研究計画の変更が生じたため、次年度の延長申請を行った。6~8月以降には調査を実施する予定であるが、十分なデータが得られない場合は、10~12月に再調査を行う予定である。幼児の筋電図測定および身体活動量測定の実施には、特に問題はない。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 幼児の加速度計評価による座位行動と身体活動の置き換えと運動能力の関連-Isotemporal Substitution モデルによる検討-2022

    • 著者名/発表者名
      米野吉則、朽木 勤、町田 修一
    • 学会等名
      日本体育・スポーツ・健康科学会 第72回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 幼児の加速度計による座位行動・身体活動量評価と排便習慣との関連性-置き換えIsotemporal Substitution モデルによる検討-2022

    • 著者名/発表者名
      米野吉則、朽木 勤、小野寺 由美子、町田 修一
    • 学会等名
      第77回日本体力医学会大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi