研究課題/領域番号 |
21K02468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
伊藤 陽介 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (90249855)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | プログラミング教育 / 人工知能 / 地図データ / 双方向性 / コンテンツ |
研究開始時の研究の概要 |
Society 5.0で示された近未来社会を踏まえて人工知能を体験的に学習できる教材が必要となっている。中学校学習指導要領(平成29年告示)技術・家庭科(技術分野)の内容に「生活や社会における問題をネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによって解決する活動」が規定されたことから、本研究課題では、生活や社会における問題をインターネット等のネットワークを介して提供される地図データを基盤とする双方向性のあるコンテンツのプログラミングに人工知能を導入することによって課題解決するための指導法を研究開発するとともに、その学習効果を授業実践に基づいて評価・検証することを目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究では、生活や社会における問題をインターネット等を介して提供される地図データを基盤とする双方向性のあるコンテンツのプログラミングに人工知能を導入することによって課題解決するための指導法を研究開発し、その学習効果を授業実践に基づいて評価・検証した。学校教員に対する意識調査等に基づき学習指導計画を立案し、人工知能を用いて操作できる地図データを含むWebコンテンツを教材化した。中学校において開発したプログラミング教育を実践し、得られた学習調査結果の分析に基づき、学習指導計画の妥当性と開発した教材の有用性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人工知能と地図データを基盤とする双方向性のあるコンテンツのプログラミング教育は、中学校技術・家庭科(技術分野)を対象として開発したが、日本のみならず世界中の地域で教育実践でき、その波及効果は大きいと考えられる。とくに、人工知能について科学的かつ技術的な視点から考察できる人材育成に大いに貢献できると期待できる。開発したプログラミング教育は、高等学校情報科「情報I」におけるプログラミングと情報デザインに関連する学習内容への応用も期待できる。
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