研究課題/領域番号 |
21K02494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
長松 正康 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (00218025)
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研究分担者 |
川田 和男 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (10300633)
鈴木 裕之 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (90284158)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 情報教育 / ものづくり教育 / 探究的学び / STEAM / 図的推論 / 技術教育 / 教育評価 / STEM / 探究的学習 / ルーブリック / 個人内評価 / STEAM教育 / STREAM教育 / 質的分析 / データサイエンス |
研究開始時の研究の概要 |
i) 小学生から高校生まで発達段階に応じた情報教育評価システムの構築:児童・生徒の気づき・理解・成長が示唆されるようなシンプトム(兆候)を見出し,集積する。 ii) ソフトとハードを統合したSTEM・STEAM・STREAMを使いやすい教材として完成させていく。 iii) 教育効果の向上に関して、構築した指標をもとに検証し、改善を図る。なお,得られた成果は,順次国内外の学会等にて公表する。
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研究成果の概要 |
ものづくりや情報を用いた問題解決について3年間にわたり参与観察を行った。条件として以下を設定した。(1)現実世界での問題解決を行う(2)解決の手段としてものづくり,情報系の構想設計製作を行う. 結果を以下に示す。1問題の発見と分析,解決策の考案に至る部分で議論が発散する傾向がある。ここで,解決の種を効果的に提示し考えさせる評価が有効である。2システムの構想設計、製作の過程では,学習者の主体的関与を促す治具等が有用である。3問題の分析,解決策の考案,設計実装の各段階において,問題分割が有効である。4ものづくりや情報系の図的推論は現実問題の分析を促進し理系進路選択につながるエビデンスが存在する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
深層学習や生成AIなど人工知能技術の急速な発展が現実のものとなり、従来の知識習得型学力に加えて探究的な学習過程による学びや情報教育の充実による主体的、探究的な学びが要請されるにいたっている。 我々は、情報とものづくりの組み合わせによる学習が我が国の特性や強みを生かし将来を担う人材育成に有効であると確信している。本研究はこれらを組み合わせた主体的、探究的を促すための方法について有効性のある事例として有用性が期待できる。
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