| 研究課題/領域番号 |
21K02546
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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| 研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
佐野 真紀 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (40314067)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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| キーワード | 高校福祉科 / コミュニケーション / 体験 / 介護福祉士 / ロールプレイ / 描画 / 共感 / 受容 / 高等学校福祉科 / 福祉教育 / 体験的理解 / 介護福祉士養成 / 共感的理解 / 認知的共感 / 福祉科 / ワークショップ |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では,高校福祉科において,生徒が「共生」「他者の尊重」「受容」「共感」を体験的に理解する介護福祉士版コミュニケーション体験的理解プログラムを構築していくことを目的とする。①アンケート調査によって高校福祉科の生徒が「共生」「他者の尊重」「受容」「共感」などの概念をどのように理解しているかを明らかにし②その結果を踏まえて「介護福祉士版コミュニケーション体験的理解プログラム」を修正の上完成させる。③プログラム評価を行い,効果を確認し④高校福祉科教員とこのプログラムについて討議し高校生に用いやすいプログラムを完成させる。
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| 研究成果の概要 |
高校福祉科の生徒に対して、共感や受容といった概念を理解し効果的なコミュニケーション方法を身に着けるための、体験的コミュニケーション理解促進プログラムの開発を目的とした。講義、ロールプレイ、描画、対話によるプログラムを、50分授業2時限で行った。 事前事後にSTAI日本語版A-Stateを用いた調査と、事後のアンケート調査(自由記述)を行い、協力者に対してグループインタビューを行った。 分析の結果、プログラムは、自分の想いを表現し、自他の違いを認め、受け入れ・受け入れられ、共感し、新たな視点に気づく体験を提供していた。このプログラムはコミュニケーションを体験的に理解することを促しているといえる。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、本プログラムがもたらすコミュニケーションの体験的理解が、福祉士養成教育における実習・演習教育の新たな手法を提示していること、青年期の発達課題に合わせてコミュニケーション技術を教授する方策を示唆していることである。一部の生徒では、対話を通して、青年期前期の同調的・防衛的関係から、青年後期の互いに尊重し、違いを認め、理解し合おうとする関係への変化が見られた。これは今後、いじめ予防対策への応用も期待できる。 社会的意義としては、コミュニケーション理解を促す体験として、ボランティアなどの福祉初学者に広く適用できるプログラムを提示できたことである。新たな福祉教育の手法を提示できた。
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