研究課題/領域番号 |
21K02599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
伊藤 伸也 金沢大学, 学校教育系, 准教授 (10570434)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 数学的活動 / 数学化 / 数学の活用 / RME / ハンス・フロイデンタール / 授業開発 / 科学技術リテラシー / 中学校数学科 / デザイン研究 |
研究開始時の研究の概要 |
現代社会で求められているのは、科学技術研究の現場を担う専門家だけではなく、科学技術の素養を持ちつつ、みずからと社会全体の豊かさを追求していける個人である。本研究では、科学技術リテラシーを中学校数学科を核として育成することを目指し、科学技術リテラシー育成のための中学校数学科におけるSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)領域のカリキュラムや授業を、研究者と実践者が協働的にデザインし、開発、提案する。
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研究実績の概要 |
現代社会で求められているのは、科学技術研究の現場を担う専門家だけではなく、科学技術の素養を持ちつつ、みずからと社会全体の豊かさを追求していける個人である。Society5.0を見据えると、科学技術リテラシーをすべての児童生徒に育むことは、学校教育の喫緊の課題である。本研究では、科学技術リテラシーを中学校数学科を核として育成することを目指し、科学技術リテラシー育成のための中学校数学科におけるSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)領域のカリキュラムや授業を、研究者と実践者が、理論的枠組みに基づき協働的にデザインし、参与観察し、記述、分析、探究、開発、提案することを目的としている。 令和5年度は、第1に、2020年代において中学生が身に付けてほしい「数理科学リテラシー」について、特に「事象を数学化したり、数学的に解釈したり、表現・処理したりする技能」、「数学を活用して事象を論理的に考察する力」、「数学的な表現を用いて事象を簡潔・明瞭・的確に表現する力」の観点から調査、検討した。第2に、授業を協働的にデザインする理論的枠組みについて調査し、研究者と実践者とで検討を重ね、理論的枠組みをさらに洗練させた。第3に、理論的枠組みに基づいて、データの活用領域に焦点を当てて、中学校数学科の授業を、研究者と実践者とでデザインし、実践、参与観察し、分析した。開発された中学校数学科の授業について、そのねらい、手立て、実際等その詳細を研究成果として発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究者と実践者による協働的な授業デザインと、その実践、分析に取り組むことができたが、新型コロナウイルス感染症および能登半島地震被災の影響により、一部の活動にやや遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度までの取組を踏まえて、他の領域を含め新たな題材による中学校数学科の授業を研究者と実践者とでデザインし、実践、参与観察、分析を進めたい。
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