研究課題/領域番号 |
21K02627
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
物部 博文 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (30345467)
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研究分担者 |
横嶋 剛 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター研究開発部, 教育課程調査官 (20826185)
杉崎 弘周 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (30612741)
森 良一 東海大学, 体育学部, 教授 (50515210)
植田 誠治 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (90193804)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 一般教員 / 保健・安全 / 資質・能力 / 教員養成 / 教材開発 |
研究開始時の研究の概要 |
研究1:令和3年度は,教員に必要な保健・安全の資質・能力について教員養成段階で必要な内容か、入職後のOJTのほうが効果的であるかを特定するために学校管理職,保健体育教員,養護教諭を対象として調査を実施する.研究2:令和4年度は,試作バージョンとして開発したデジタル学習教材を研究1における知見をもとにしてブラッシュアップするとともに、VR(Virtual Reality)を用いてより「ホンモノ」らしい学習教材として開発する.さらに研究3:令和5年度は,学生および教員に対する授業実践を行い,受講者からのフィードバックをもとに学習教材の精度を向上させる.
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研究実績の概要 |
児童生徒は,生活習慣の乱れ,心の健康,アレルギー疾患,性,薬物乱用,感染症など,さまざまな健康課題を抱えている.また,児童生徒の犯罪や事故による被害,自然災害など学校を取り巻くさまざまなリスクは,社会的な関心を集めている.学校を健康で安全な環境にデザインするためには,児童生徒と教員,校長,保健主事,養護教諭,栄養教諭をはじめすべての学校教職員,保護者および地域住民,諸機関が有機的なネットワークを構築する必要がある.COVID-19の流行や教員の負担増について指摘されるようになり、教員養成系で学修すべき項目か、OJTにより学習すべきか、あるいは専門家に委託すべき内容なのかについて、問われる状況となっている。そこで2022年度は、一般教員に対する質問紙調査の実施に向けて、質問紙の内容について検討した。具体的には、保健・安全に関する課題を感じた場面に加えて、教員養成系での学修・OJT・外部委託についての選択肢を検討するとともに、COVID-19流行後の学校環境の変化の状況について問うことについて検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルス感染症の流行による調査依頼が難しくなっているため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に調査を実施し、状況を確認した後に、デジタル教材の作成に取り掛かる。
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