研究課題/領域番号 |
21K02632
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
廣森 聡仁 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (90506544)
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研究分担者 |
望月 麻友美 大阪大学, グローバルイニシアティブ機構, 准教授 (10791733)
川嶋 太津夫 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 特任教授(常勤) (20177679)
和嶋 雄一郎 名古屋大学, 教育基盤連携本部, 特任准教授 (20572093)
岡嶋 裕子 京都先端科学大学, 経済経営学部, 准教授 (50761649)
藤井 翔太 大阪大学, 社会ソリューションイニシアティブ, 准教授 (80738964)
松村 悠子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 特任助教(常勤) (80832063)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 大学経営 / 研究活動分析 / 教育活動分析 / 大学運営 / 研究力分析 |
研究開始時の研究の概要 |
本課題では,研究大学における教育活動および就学支援がその後につながる研究活動に貢献する戦略を策定できるよう,大学の研究力を定性的及び定量的に測る指標を策定することを目的とする.大学における教育及び研究両面のキーとなる活動を網羅的に把握するとともに,包括的な分析手法の開発およびデータベースの構築を実施し,教育活動とその後の研究活動の関係,それらが大学全体における研究活動に及ぼす影響を明らかにする.
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研究成果の概要 |
大学における教育活動と研究活動がどのように学生の研究力に影響を与えているかに焦点を当て,学部生から大学院生に至る一連の活動が大学の研究力にどの程度寄与するかを分析した.国内の大学では研究は教員によるものと捉えており,大学院生が関与する研究活動が研究力向上にどのように影響しているかは明らかにされていない.新たなデータベースを構築し,教育活動と研究成果の関連性を分析することで,教育活動が学生の研究パフォーマンスにどのように影響しているかを把握するとともに,学生の教育活動が研究成果に及ぼすインパクトを明らかにし,教育と研究の一体化を進めることが,大学の研究力向上に不可欠であることを示す.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学部生から大学院生への教育の連続性による研究成果への影響を分析及び評価する方法論に加え,教育活動と研究活動を包括する分析基盤を示すことにより,大学が直面する多様な学問的および社会的要求に応じて,教育プログラムの設計と研究戦略の最適化による,教育活動と研究活動の一体化を効果的に生み出し,大学の研究力を向上に貢献する.
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