研究課題/領域番号 |
21K02677
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09050:高等教育学関連
|
研究機関 | 国際高等専門学校 |
研究代表者 |
小高 有普 国際高等専門学校, 国際理工学科, 教授 (70636670)
|
研究分担者 |
竹俣 一也 金沢工業大学, 教育支援機構, 教授 (50167491)
南出 章幸 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (20259849)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 工学教育 / 正課外活動 |
研究開始時の研究の概要 |
高専や大学では正課授業において高次アクティブラーニングとして授業にPBLが導入されている。また放課後や週末の空き時間に自己研鑽を目的に正課外活動に参加している学生も多い。本研究ではこの正課授業と正課外活動を有機的に連結させた教育プログラムを開発する。正課外活動では社会との接点も多くその経験が正課授業におけるPBL実践に反映され、正課授業の活性化が期待できる。また学生がこの一連の活動を自分以外の人に説明するための仕組みについても検討する。
|
研究成果の概要 |
本研究では正課授業と正課外活動の関連性を調査し、この両者を連結させた場合の有効性について検討した。地域に根付いている科学館等において実施可能な正課外活動を対象に科学技術コミュニケーションの促進に関連するものを調査した。IT関連講座が学生にとって取り組みやすいことが分かった。また、地域の方々は最近の月探査計画に関心があり、国立天文台4次元宇宙プロジェクト(4D2U)のコンテンツにも関心があった。そこで、4D2Uコンテンツを正課外活動において活用できないかを検討し、立体視モードができる専用の投影システムを製作した。このシステムはモバイル性を考慮し、学生に負担なく運搬や操作ができるものとなっている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高専や大学では、正課授業に高次アクティブラーニングの一環としてPBLが導入されている。PBLでは地域課題をテーマに取り組むことが多く、これを契機に学生は放課後や週末の空き時間に地域の活動に参加することもある。本研究では、正課授業と正課外活動を有機的に連結させた教育プログラムについて検討した。特に地域の活動を科学系講座の実施に焦点を当て、その講座内容を調査した。正課授業で地域課題に取り組み、それをきっかけに学生は地域との交流を通じてコミュニケーションの場を構築していく。このプロセスが学生のウェルビーイングの向上に寄与し、地域全体の教育におけるウェルビーイングを向上させる。
|