研究課題/領域番号 |
21K02687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
須藤 邦彦 山口大学, 教育学部, 准教授 (70533694)
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研究分担者 |
松岡 勝彦 山口大学, 教育学部, 教授 (70312808)
宮木 秀雄 山口大学, 教育学部, 准教授 (30710785)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 特別支援教育コーディネーター / 自己研修 / コンサルテーション / コンサルテーションスキル / フィードバック / ソフト |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、ニーズを有する児童生徒の支援に関する相談場面において必要とされるスキルについて、相談実施者(特別支援教育コーディネーター)の自己記録から、その場で不足しているスキルやスキルの獲得度合いなどが即座にフィードバックされるソフトを開発し、彼らの自己研修を促進する養成モデルの効果を検証する。このソフト開発により、簡便な自己記録と即時的なフィードバックが可能なツールによる特別支援教育コーディネーターの自己研修の効果を検証できる。また、実践に根差した具体的なレベルで特別支援教育コーディネーターの研修ニーズを査定し、外部研修に接続することができる。
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研究実績の概要 |
令和4年度は、特別支援教育コーディネーターにおける既存の自己研修方法などの実態に関する調査(拡大版)と、自己研修を促進するソフトによる特別支援教育コーディネーターに対する介入研究を行った。 前者については、対象を関東地方や東北地方の一部などに拡大し、特別支援教育コーディネーターの業務や兼務の状況、ならびに自己研修方法の実態などに関するWeb調査を実施した。現在、継続してデータの収集・分析中である。 後者については、山口県内の特別支援学校や小学校に勤務する4名の特別支援教育コーディネーターを対象に、開発した自己研修促進型のソフトによるコンサルテーションスキルを形成する研究を実施した。研究の結果、いずれの特別支援教育コーディネーターもクライアントが示す問題を解決するコンサルテーションスキルの向上と維持が確認された。同時に、これらの自己研修をより促進すためのソフト活用に関する知見や留意点が導出された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
特別支援教育コーディネーターの実態調査については、前年度末に県外のコーディネーターにも対象を拡大する案を計画しており、その実施が進んでいる。 自己研修ソフトを用いた介入研究も、パイロットスタディとしての実施が終了した。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、上述した対象を拡大した実態調査の結果を導出するとともに、特別支援教育コーディネーターに当該ソフトを用いた介入については、これらソフトによる研修の在り方について、より実践的な観点から検討・分析する。
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