研究課題/領域番号 |
21K02694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
山崎 志穂 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 助教 (50847879)
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研究分担者 |
永見 慎輔 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (60744042)
塩見 将志 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (60711215)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 機能性構音障害 / 小児構音障害 / 未熟構音 / 異常構音 / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、我が国では出生数が減少し少子化が進む中、幼児構音障害の出現率は顕著に増加しており、迅速かつ早期からの支援を実現させることが喫緊の課題となっている。 本研究では、「どの音」が「どのような運動」によって「誤学習」につながるのかを明らかにし、異常な構音が固定化するパターンを同定すること(研究1)、多様なパターンを比較し、機械学習により個々に合わせた訓練プログラムに直結させること(研究2)の2つを目的とする。 本研究に基づく支援体制の確立は、スクリーニングから専門機関受診までの期間短縮化、養育者の不安軽減、臨床現場での構音指導の補助に寄与すると考える。
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研究実績の概要 |
小児構音障害でみられる構音(発音)の誤りは、いずれも言語発達途上に誤学習された構音習慣によって生じるとされている。乳幼児健康診査等でも発音の未熟さを指摘されることが多く、スクリーニングから専門機関受診までに長期間を要す場合には適期のフォローアップが実現せず、構音発達以外にも影響することで、さらなる不適応へと発展していくことも危惧されている。 機能性構音障害については、これまでに語音弁別能力、構音器官の運動、音韻意識などさまざまな要因が関連している可能性があることが事例等を通して報告されているが、構音発達については構音発達と言語発達にみられる乖離、発声発語器官の発達順序に関する因果関係は解明できておらず、支援の基準は不明確である。また、幼い子どもの場合には、発話が不明瞭であったり、誤り方がまちまちであることも多く、複数の誤り音から誤り方の一定のパターンや傾向を掴むためには評価者の習熟度が求められるため、訓練適応となる基準、適切な支援の基準を明らかにすることも必要である。 そのため、本研究では構音発達途上で改善されていく音と誤りが固定化する音に発達上のどのような因子が影響するのかを明らかにすることを目的としている。
COVID-19の影響を受け、対面で実施することが困難であった幼児の発話データの収集を2023 年度も継続して行った。予備調査も含め、データ収集、関連する因子について分析を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響を受け、データ収集が十分にできておらず、進捗状況は遅れていると判断した。研究計画を一部変更し、データ収集、分析を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度から実施を予定していた異常構音の検出システムについてはデータ収集が十分にできておらず、進捗状況としては遅れているものの、研究方法を検討し、データ収集を引き続き行っていく予定である。 併せて、2024年度は関連学会等での研究成果の発表の準備を進めていく予定である。
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