研究課題/領域番号 |
21K02726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 東京福祉大学 |
研究代表者 |
柳本 雄次 東京福祉大学, 教育学部, 教授 (30114143)
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研究分担者 |
大崎 博史 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 情報・支援部, 総括研究員 (40359120)
西木 貴美子 東大阪大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (80634302)
野澤 純子 國學院大學, 人間開発学部, 教授 (20451693)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スヌーズレン(多重感覚環境) / 自立活動 / 特別支援学校 / 評価・実践 / スヌーズレン / 重度・重複障害児 / 多重感覚環境 / 多重感覚教育環境 / 重度・重複障害者 |
研究開始時の研究の概要 |
欧米諸国ではスヌーズレンは、知的障害・重複障害児(者)を対象に、レジャー(レクリエーション)から発展して、教育・治療への実践が拡充している。しかし、我が国では重症心身障害児施設でのレクリエーションがほとんどであったが、近年は特別支援学校でも自立活動及び特別活動の一環としてスヌーズレンが導入され実践されつつある。 本研究では、スヌーズレンに関する研究者と実践者が連携・協働して、特別支援学校の重度・重複障害児の自立活動指導にスヌーズレンを適用する可能性を科学的に検証することを目的とする。本研究の成果を基にスヌーズレンの教育実践を普及させ、研究の促進に寄与することが期待される。
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研究実績の概要 |
2023年度も申請の研究課題のうち、それぞれの課題に研究分担者を配置し、分担者を中心に研究グループを組織し活動を進行した。また、分担者と研究協力者の参加する全体研究会をほぼ1か月ごとに開催し、進捗報告と協議を行ってきた。 研究課題①スヌーズレンの概念については関係文献に基づき個別および全体研究会で取り組み、スヌーズレン教育に実績のある実践者へのインタビュー調査を実施した。課題②スヌーズレンの特別支援学校等における実践の現状と課題の把握については、担当グループおよび全体研究会で調査対象と内容、調査方法を検討し、2024年7月に、全なった国の知的障害・肢体不自由特別支援学校を対象にしたアンケート調査を実施することとなった。課題③スヌーズレン利用者の感覚特性を評価するアセスメント方法に関しては国内と国外の文献を分析する作業を進行中である。④特別支援学校の自立活動指導にスヌーズレンを適用した教育実践については研究協力者の実践を中心に協議を進め、実践研究の課題と方を具体的に検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度は、8月の日本特殊教育学会第61回大会及び1月の日本教育カウンセリング学会において、自主シンポジウム及び研究発表を行い話題提供と討議を行った。 各研究課題の進行状況については差異が見られ、全般的にはやや遅滞がある。 しかし、研究課題④では特別支援学校の自立活動指導にスヌーズレンを適用した教育実践について目的と方法を確定し実践を進行している。その実践を分析した原稿を執筆し、研究誌に投稿した。現在審査中である。
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今後の研究の推進方策 |
上述したように研究課題ごとに研究の進捗状況に差異と一部遅れがあることを受け、最終年度を迎えて全体研究会をより頻繁に開催して、より相互の研究進捗に関する情報交換・協議を行うこと、その際に各課題を担当する研究分担者に遂行責任をより明確化すること、さらに現場からスヌーズレンのあり方を考えることにより相当な改善を図ることができると考える。そして本研究の最終章として⑤総合的な研究結果の総括にも着手する。 本年度も活動成果を日本発達障害学会等関連学会におけるシンポジウムを開催することや著書・論文等の発表等により活発に社会へ発信することに努力をしたい。
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