研究課題/領域番号 |
21K02754
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
安達 哲浩 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (80830380)
|
研究分担者 |
竹井 豊 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (20710106)
大松 健太郎 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (50632501)
大和田 均 新潟医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (90886045)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | VR動画 / 救急救命活動 / メディア授業 / 360度動画 / VRゴーグル / 臨場感ある動画 / 救急現場活動 / 新型コロナウイルス感染症 / 360度カメラ / 救急活動現場 / Virtual Reality / 仮想現実 / 救急救命士 / 教育 / コンテンツ |
研究開始時の研究の概要 |
新型コロナウイルス感染拡大を背景に様々な大学で対面授業からメディア授業の展開を余儀なくされ,教育現場は危機的な状況にある.救急医療を担う救急救命士を育成する養成校においては,臨床実習・演習など対面授業は欠かせず,すべてをメディア授業で補うことは不可能であることが再認識された。一方でメディア授業を事前に行った後,実習を行うことで従来よりも短時間の対面実習であっても従来同様,もしくはそれ以上の学習効果を上げることが判明した。本研究はコロナウイルス蔓延終息後も持続可能なメディア授業と対面実習・演習を組み合わせたハイブリッド授業の展開・発展への寄与を目指すものである。
|
研究成果の概要 |
救急救命士が救急隊活動訓練を行っている様子を動画撮影し、VR動画として編集作成した。現役救急隊が参加する活動訓練において、一般住宅内の心肺停止症例と交通事故による外傷症例について、360度カメラで撮影し、それぞれの現場での複数の映像を時系列でつなぎ合わせ、ひとつの現場1本の360度動画に編集した。これにより、救急救命士が現場で活動している様子を、様々な視点でVRゴーグルで視聴できるようになり、単に2次元動画だけではリアルな状況を把握できなかったものを、救急現場のイメージがつかめるような臨場感のある動画コンテンツとして作成した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新型コロナウイルス感染症により、救急救命士養成校の教育においてもメディア授業の展開を余儀なくされたところである。しかし、観察や救急救命処置は対面での教育は欠かせない一面があることも事実である。 本研究は、救急現場での一連の救急活動を360度カメラで撮影し、VR動画として視聴できるようにしたものである。これにより、臨床現場経験が全くない学生であっても、あたかも救急現場で実習を受けているかのようにVR体験できたり、現役の救急救命士の活動を臨場感あふれるVR動画で視聴することにより、現物・実物ではないものの対面授業のような環境で、学習者である学生の五感を含む感覚を刺激することが可能である。
|