研究課題/領域番号 |
21K02814
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 大阪電気通信大学 |
研究代表者 |
兼宗 進 大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (00377045)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 情報教育 / プログラミング教育 / 科学教育 / 教育工学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、初学者がプログラミングを理解する過程を解明し、小学校から必修化された高等学校までのプログラミング教育において、学習者の発達段階に応じた適切な理解レベルの関係と、高等学校までに学習可能な内容を明らかにする。初等中等教育においては、小学校の各教科、中学校「技術・家庭(技術領域)」および高等学校「情報I」「情報II」で扱われる学習内容と使用されるプログラミング言語を整理し、学習段階に応じて利用可能な独自の教材開発を行う。小中学校では教育用に開発された言語を対象とするが、高等学校についてはJavaScriptやPythonなどの汎用的なプログラミング言語に関する効果も検証する。
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研究実績の概要 |
本年度では、教科書会社等で作成された教科書を調査分析した。対象は、文部科学省の検定教科書高等学校情報I、高等学校情報II)である。これらの検定教科書を分析することで、各学習段階において使用されるプログラム等の具体的な学習内容を整理し、「変数」、「四則演算」、「表示」、「入力」、「条件分岐」、「論理演算」、「反復」、「配列」、「二次元配列」、「関数定義」、「条件分岐と反復を組み合わせた入れ子構造」等の学習段階ごとの利用状況と、高校生が卒業までに習得すべきプログラミング学習の難易度について検討した。これらの成果を国内の学会で発表し、予稿原稿にまとめるとともに、関連分野の研究者と意見交換を行うことができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究により得られた知見をもとに、国内の学会で発表し、予稿原稿にまとめるとともに、関連分野の研究者と意見交換を行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
現在のところ順調に研究を進められていることから、今後は本年度の成果を継続し、引き続き翌年度の実施計画を推進する。
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