• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

医師と心理師による脳科学的手法を活用した学童期の効果的な科学教育の実践方法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 21K02887
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09080:科学教育関連
研究機関聖徳大学

研究代表者

久保田 健夫  聖徳大学, 教職研究科, 教授 (70293511)

研究分担者 張山 昌論  東北大学, 情報科学研究科, 教授 (10292260)
鈴木 由美  聖徳大学, 児童学部, 教授 (30331383)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワード科学教育 / 脳科学 / 脳血流測定 / 医師 / 心理師
研究開始時の研究の概要

新型コロナウイルスの感染拡大阻止には感染対策の行動の基盤となる国民の感染に対する科学的な理解が、健康社会や共生社会の形成には幼少期からの良好な食習慣、自己の発達理解、ヒトの多様性に関する科学的理解が重要と思われる。そこで本研究では、申請者が行ってきた栄養や発達、遺伝学的多様性に関する基礎研究、研究成果に基づいた学童向けのサイエンス教育、医師と公認心理師が協働で教育現場を訪問して行ってきた発達障害支援活動の経験を活かし、科学の最新知見を理解させ、その意義や価値に共感してもらい、各自の行動の変容を促す授業を確立する。

研究実績の概要

新型コロナウイルスの感染の拡大阻止や制圧には、日常の手洗いやマスクの感染対策と、科学的基盤に立ってウイルス株の性状に基づく個人の行動変容能力の獲得が必要と思われる。同様に、自己の生涯の健康を確立維持には、幼少期からの良好な食習慣と現場の自己の発達に関する科学的理解の獲得が必要である。
このような背景の下、本研究の目的は、申請者の行ってきた栄養や発達に関する基礎研究を基盤として、発達支援業務に協働して携わってきた公認心理師と共に、小中学生に対し、3年間の計画で自らのこころとからだの健康の科学的理解を図り、将来のための行動変容を促すことである。
具体的には初年度(令和3年度)は小学2年生に対する健康教育、すなわち「大人になってから健康であるために今から気をつけること」の科学授業、小学4年生に対する自己発達教育、すなわち「自分の今の発達段階を理解することを通じて自己肯定感を高め、他者を思いやる気持ちの育む」ための心理学授業、中学1年生を対象にした最新科学知見に基づいた社会性確立授業、すなわち「ヒトは皆、遺伝子異常を持っているから誰も他人を差別できないこと」の科学的理解を図る授業の3つを、研究対象校の校長の下、令和3年度の授業計画の中に設定した。
今後は設定した授業を実施し、各々の科学的理解を図り、共感の有無を脳科学的視点で極軽量脳血流測定装置(NeU社 Hot-2000)で測定し、その後の行動変容の有無を順次確認していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2021 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 幼稚園の保護者たちが自閉症の診断を受けた幼児と母親に共感し愛着を抱くまでのプロセス -幼稚園のクラス運営における保護者の重要性-.2021

    • 著者名/発表者名
      三島秀晃、久保田健夫
    • 雑誌名

      帝京短期大学紀要

      巻: 22 ページ: 65-76

    • NAID

      40022586345

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [図書] 母性看護学①概論・リプロダクティブヘルスと看護(ナーシング・グラフィカ)2021

    • 著者名/発表者名
      久保田健夫
    • 総ページ数
      206
    • 出版者
      メディカ出版
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

URL: 

公開日: 2021-04-28   更新日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi