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TBAB-CO2ダブルハイドレートのCO2ガス包蔵性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K03920
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分19020:熱工学関連
研究機関青山学院大学

研究代表者

熊野 寛之  青山学院大学, 理工学部, 教授 (30262299)

研究分担者 森本 崇志  青山学院大学, 理工学部, 助教 (30803259)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードハイドレート / TBAB / CO2 / ダブルハイドレート / ガスハイドレート / ガス貯蔵
研究開始時の研究の概要

TBAB-CO2ダブルハイドレートを工業的に利用する際,ハイドレートの生成速度は,これらのシステムの性能を左右するパラメータになり,ハイドレートへのCO2包蔵量を決定づける.本研究の目的は,TBAB-CO2ダブルハイドレート生成時における,ハイドレート生成速度に対するCO2包蔵特性を解明することである.これを解明するため,圧力容器内にTBAB水溶液とCO2ガスを封入し,冷却することによりTBAB-CO2ダブルハイドレートを生成し,その際のCO2ガス圧力,水溶液温度,TBAB水溶液濃度の同時計測を行う.これらの計測により,ハイドレート生成量とCO2包蔵量を関連付けて定量的に評価することができる.

研究成果の概要

TBAB-CO2ダブルハイドレートを工業的に利用する際,ハイドレートの生成速度は,ハイドレートへのCO2包蔵量を決定づけると予想されることから,TBAB-CO2ダブルハイドレート生成時における,ハイドレート生成速度に対するCO2包蔵特性を明らかとした.圧力容器内にTBAB水溶液とCO2ガスを封入し,TBAB-CO2ダブルハイドレートを生成し,その際のCO2ガス圧力,水溶液温度,TBAB水溶液濃度の同時計測を行い,これらの計測により,ハイドレート生成量とCO2包蔵量を関連付けて定量的に評価した.その結果,生成時の攪拌速度,冷却速度は,CO2包蔵量に大きな影響を及ぼすことがないことを明らかとした.

研究成果の学術的意義や社会的意義

ダブルハイドレートを蓄熱材やガス分離に利用する場合には,ハイドレートの生成速度がシステムの性能を決定づけることになり,大きな生成速度が望ましい.一方,ハイドレートの生成速度が大きくなると,CO2の包蔵量は変化することが予想された.検討の結果,攪拌速度や生成速度は,CO2包蔵性能に大きな影響を及ぼさない可能性が考えられ,ダブルハイドレートの工業的利用の可能性を示せた点については,大きな社会的意義があるものと思われる.

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] TBAB-CO2ハイドレートの生成条件がCO2の取り込みに及ぼす影響2024

    • 著者名/発表者名
      髙橋大智,髙村和希,森本崇志,熊野寛之
    • 学会等名
      第33回エネルギー学会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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