研究課題/領域番号 |
21K05315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 芝浦工業大学 |
研究代表者 |
幡野 明彦 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (10333163)
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研究分担者 |
福井 浩二 芝浦工業大学, システム理工学部, 教授 (80399807)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 血管新生 / チミジンホスホリラーゼ / 診断薬 / 蛍光色素 / 早期発見 / 非天然ヌクレオシド / 血管新生因子 / 核酸代謝酵素 / 蛍光 / ベンゾイミダゾール / ヌクレオシド / ピリミジンヌクレオシドホスホリラーゼ / パイ平面拡張イミダゾール / プローブ分子 / 蛍光応答 / 園頭反応 / 蛍光イメージング / 蛍光共鳴エネルギー移動 / 分子プローブ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,癌などの血管新生病を早期発見するために,リアルタイムイメージング薬を開発することを目的とする。すなわち,血管新生因子として知られているチミジンホスホリラーゼ(TP)の酵素活性を利用して,患部を蛍光染色する診断薬の開発を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では,癌組織を蛍光と言う光でマーキングする診断薬の開発を行った。癌細胞は増殖するときに,近くの血管から栄養を引き込むために,細かい血管を新しく作る。この現象を血管新生といい,初期癌の過程から発生している。この血管新生因子としてチミジンホスホリラーゼ関わっていることがわかっているため,チミジンホスホリラーゼの触媒反応によって加リン酸分解反応をうけることで,蛍光を発するような診断薬の開発を行った。今回,チミジンホスホリラーゼの基質になり,かつ蛍光を発する塩基類似体を三種類合成する事ができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,癌の治療は手術療法,化学療法,放射線治療があるが,早期に発見して手術にて切除を行うことが肝心である。しかし,1)癌細胞と正常細胞の境界が分かりにくい(広範囲に切除する必要がある),2)病理検査を行なって術域や術式を決める必要があり,時間を要する(患者負荷が増加)。 癌細胞は無限増殖能を獲得しているため,正常細胞より栄養を欲するため,新しく血管を作る血管新生が行われる。申請者は,血管新生を活発に行っている部位をマーキングする診断薬の開発を行った。血管新生因子であるチミジンホスホリラーゼの活性に応じて蛍光が変化する化合物のデザインと合成を行った。
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