研究課題/領域番号 |
21K05454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分38050:食品科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
高橋 亮 群馬大学, 大学院理工学府, 助教 (30375563)
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研究分担者 |
平島 円 三重大学, 教育学部, 教授 (80390003)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 食品 / 食品分析 / 屈折率 |
研究開始時の研究の概要 |
食品内部の成分や状態の分布を空間的かつ非破壊的に分析可能なフードスキャナ装置を開発します。直近の科研費課題研究の成果として開発した近赤外光CT装置では、水・タンパク・脂質・糖質・灰分の三次元立体分布マップを取得可能ですが、大がかりで高価な装置のため食品研究に気軽に使うことができません。そこで本研究では、近赤外光ではなく可視光を光源とするフードスキャナの原理を構築し、廉価版の装置の開発を試みます。そうすることで、食品中の成分や状態の分布を簡単に非破壊計測することができれば、食品の生産・流通・加工・保存・調理・摂食のあらゆるシーンで食品関連研究での科学的な活用が可能となります。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、食品内部の成分や状態の分布を空間的かつ非破壊的に分析可能なフードスキャナー装置を開発することである。この目標を達成するために、「1.多成分分析対応型フードスキャナの光源部の改良」、および「2.他成分分析対応型フードスキャナーの演算部の改良」ならびに「3.食品成分の屈折率を網羅的に分析するための装置の製作」を遂行とした。 「1.多成分分析対応型フードスキャナの光源部の改良」は、これまでに構築してきた試験用装置に可視光レーザーを導入し、さらに広帯域用の光学部品に換装して高速分析に対応した。既製品の調達ではなく独自に光源を開発したことで、フードスキャナー装置の開発により適した仕様とすることができ、結果として分析精度と分析の速さに貢献する光源を得ることができた。 「2.他成分分析対応型フードスキャナーの演算部の改良」では、演算用のソフトウェアを調達し、従来のプログラムでは対応できていなかった高解像度分析を おこなうことができるようになった。具体的には、500×500ピクセルの分析を1秒以内に遂行できるようになった。 「3.食品成分の屈折率を網羅的に分析するための装置の製作」では、可視光全域にわたり食品成分の屈折率測定を可能にする装置を開発した。本年度は食品成分の屈折率の波長分散データの収集をおもに実施した。水分の測定に関して、麺類などの一部の食品については近赤外候ではなく可視光による分析が可能になった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
装置の安定性に問題が生じ始めている。
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今後の研究の推進方策 |
測定機器のオーバーホールを実施する必要がある。
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