研究課題
基盤研究(C)
乳中の塩基性糖タンパク質であるラクトフェリン(LF)の多機能性が、LFと特異的に結合する複数の生理活性物質(LF結合成分)に由来するのではないかという仮説のもとに、LFの多様な生理作用の活性本体(真の生理活性物質)を明らかにし、医薬品および特定保健用食品などの有効成分として活用することを目指す。これまでの研究で、LF結合成分の中のタンパク質および高分子ペプチドについては評価が終了したので、本研究期間ではLC-MS/MSショットガン解析で新たに見出した低分子ペプチドを研究の対象とする。