研究課題
基盤研究(C)
花には、様々な色や形の蜜標をもつものが多い。蜜標は、花を観賞するときの視覚的なアクセントになるとともに、花粉を媒介する昆虫の行動をコントロールして受粉効率を高めるなど、農業上重要な役割を果たしている。本研究計画では、蜜標の大きさと形が変化したトレニアの変異体を解析することにより、蜜標形成に関わる遺伝子を明らかにするとともに、蜜標形成のメカニズム解明に取り組む。さらに、この結果に基づいて、蜜標の大きさと形を制御する手法を明らかにする。