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少子・人口減少社会を迎えた地方都市における墓地需要特性と今後の取得意向

研究課題

研究課題/領域番号 21K05655
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分39070:ランドスケープ科学関連
研究機関前橋工科大学

研究代表者

森田 哲夫  前橋工科大学, 工学部, 教授 (70419084)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード少子高齢化 / 人口減少 / 地方都市 / 墓地需要 / 樹林墓地 / 人口減少社会 / 墓地 / 共同墓地 / 少子化 / 高齢化
研究開始時の研究の概要

本研究は、上記の社会情勢変化により、墓地需要は増加するのか・減少する可能性があるのか、需要の質(墓地形式等)は変化するのか、需要変化により土地利用、都市施設の検討に影響を及ぼすのかを問いとしている。本研究では、地方都市を対象とし、1)自治体情報・現地調査による現在の墓地需要・供給の把握、2)墓地取得意向分析による人口減少社会における墓地需要特性の把握、3)墓地需要に関する今後の市民意向の分析を行う。

研究成果の概要

本研究では,地方都市を対象に,樹林墓地の供用が墓地需要の変化に及ぼす影響について把握することを目的とする。群馬県前橋市を対象に、樹林墓地の供用前後でアンケート調査を行い供用前後の墓地需要特性の変化を分析した。さらに共分散構造分析により個人属性、地区特性、生活質評価、墓地需要特性の関係を明らかにした。分析の結果樹林墓地供用前後で墓の取得時期や取得したい墓形態に変化が生じたことを把握した。また、取得したい墓形態の変化が年齢と世帯構成と関係があることがわかった。さらに共分散構造分析によって墓地需要特性の変化が生活質評価に与える影響は大きくないことが分かった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は以下の2つである.1つ目は,本研究では地方都市において樹林墓地の需要が増加すると予測を行った既存研究に対し,樹林墓地供用前後の墓地需要特性を分析することにより,墓地区画の不足や維持できない墓地の増加問題に対する対策として樹林墓地が有効であるかを検証した点である.2つめは,墓地取得意向と生活質評価に関連性があると予測した既存研究に対して,生活質評価と墓地取得意向の関連を検証し点である.

報告書

(3件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 地方都市における墓地立地の把握方法と墓地立地特性に関する検討-群馬県前橋市を事例として-2022

    • 著者名/発表者名
      森田哲夫,塚田伸也
    • 雑誌名

      実践政策学(Policy and Practice Studies)

      巻: 8 ページ: 37-46

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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