研究課題/領域番号 |
21K05903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分42010:動物生産科学関連
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
松本 浩道 宇都宮大学, 農学部, 教授 (70241552)
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研究分担者 |
福井 えみ子 宇都宮大学, 農学部, 教授 (20208341)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 繁殖 / 生殖 / 着床 / 受胎 / 妊娠 / 胚培養 / 体外受精 / 胚盤胞 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、マウス胚盤胞の着床能力に関する研究をより進展させる。 さらに、ウシの胚移植における受胎率と産子率 を改善させる。培養液成分の検討による間接的な評価法に加え、生存性を維持して個々を評価・選抜した良好胚を移植する直接的な胚質評価法を構築する。胚着床の機序解明を進展させ、着床率を向上させることを本研究のゴールとする。
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研究成果の概要 |
体外受精胚の移植では受胎率および産子率が低い。これまでの多くの研究にもかかわらず改善されていない。このことは新規のアプローチが必要であることを示している。これまで着床と妊娠の成立に関する研究に取組み、マウス胚の着床能力獲得過程に関するタンパク質の発現や分解の制御機構について新知見を報告してきた。また、それらの分子機構を指標として、胚盤胞における遺伝子とタンパク質の発現を培養系で賦活化し、母体由来のシグナルに対する応答能力を高めた状態にして子宮へ胚移植するというアプローチで、マウス体外受精由来胚盤胞の着床能力を改善する手法を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体外受精胚の移植では受胎率および産子率が低い。ウシ体外受精由来胚盤胞の受胎率は約40%、産子率は約20%と低い。ウシの体外受精と着床前の体外発生培養法は確立されており、体細胞クローンウシも多数作出されている今日ではあるが、何故産子生産率は低いのか?これまでの多くの研究にもかかわらず改善されていない。本研究では、胚の着床能力獲得過程に関する分子機構の解析を行なった。また、それらの分子機構を指標として、胚盤胞における遺伝子とタンパク質の発現を培養系で賦活化して子宮へ胚移植することで着床能力を改善する手法を構築した。体外受精胚の移植における低い受胎率および産子率の問題の解明と対処法の樹立に貢献する。
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