研究課題/領域番号 |
21K06056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43020:構造生物化学関連
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
川崎 政人 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 准教授 (00342600)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | クライオ電子顕微鏡 / タンパク質 / 単粒子解析 / グリッド / 両親媒性ペプチド |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では両親媒性ペプチドを利用することにより、クライオ電子顕微鏡単粒子解析における(1)粒子のカーボン支持膜への吸着、(2)粒子の選択配向(preferred orientation)、(3)粒子の気液界面(air-water interface)への衝突、という3つの根本的な問題を解決する新規グリッド作製技術の開発を行う。
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研究実績の概要 |
近年急速な発展を遂げたクライオ電子顕微鏡単粒子解析において、グリッド作製が現在の最も主要なボトルネックと言える。本研究では両親媒性ペプチドを利用することにより、クライオ電子顕微鏡単粒子解析における(1)粒子のカーボン支持膜への吸着、(2)粒子の選択配向(preferred orientation)、(3)粒子の気液界面(air-water interface)への衝突、という3つの根本的な問題を解決する新規グリッド作製技術の開発を行う。 本年度は両親媒性ペプチドを目的蛋白質と架橋する方法について、架橋剤の種類と濃度、目的蛋白質に対するペプチドの量比などを詳細に検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究課題の内容で特許出願することが出来た。
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今後の研究の推進方策 |
複数の蛋白質について、両親媒性ペプチド付加の有無それぞれのクライオ電顕データを取得して単粒子解析を行い、ペプチド付加の影響を詳細に調べる。
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