研究課題
基盤研究(C)
異質倍数体化は、種Lと種Sの交雑と全ゲノム重複によりいきなり新種LSが出現するという不連続な進化をもたらす。新種LSがもつサブゲノムLとSは進化速度は同じではなく非対称進化を示す。本研究は、アフリカツメガエルとキタアフリカツメガエルを用いて異質倍数体を作成し、種間およびサブゲノム間の優位性を解析し、非対称進化の検証を行う。これは脊椎動物の祖先種での2回の倍数体化の意義について重要な知見をもたらす。