樹状突起を介する神経細胞配置制御で大脳新皮質Layer1が維持される仕組みの解明

• 研究課題/領域番号: 21K06413
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分46020:神経形態学関連
• 研究機関: 岐阜薬科大学
• 研究代表者: 本田 岳夫 岐阜薬科大学, 薬学部, 准教授 (30365225)
• 研究期間 (年度): 2021-04-01 – 2024-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2021年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: Reelin / Dab1 / reeler / yotari / 大脳新皮質

研究開始時の研究の概要

我々ヒトの高次脳機能を支える大脳新皮質は６層構造を有しています。大脳新皮質最表層にはLayer1と呼ばれる細胞がまばらに存在する部位があります。Layer1では神経細胞から発せられる電気信号の受け手の樹状突起と、送り手の軸索が高密度に存在しており、情報を統合する中枢として非常に重要な役割を果たしています。本研究ではLayer1形成・維持の分子機構の解明を行い、脳組織形成の分子基盤を明らかにします。