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マスト細胞機能における小胞体ストレスの役割解明と新規アレルギー治療標的の探索

研究課題

研究課題/領域番号 21K06577
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関広島大学

研究代表者

小澤 孝一郎  広島大学, 医系科学研究科(薬), 教授 (10211822)

研究分担者 細井 徹  山陽小野田市立山口東京理科大学, 薬学部, 教授 (40379889)
柳瀬 雄輝  広島大学, 医系科学研究科(薬), 准教授 (40452586)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード小胞体ストレス / アレルギー / マスト細胞 / 好塩基球
研究開始時の研究の概要

即時型アレルギーを罹患する患者は増加傾向にあり、解決すべき臨床的課題の一つである。マスト細胞からのアレルギー誘発物質の放出を阻害する薬物はいくつか実用化されているものの、その効果は限定的で、より強力にマスト細胞の活性化を抑制する薬物の開発が求められている。本研究では、マスト細胞の活性化と密接な関わりがある「小胞体」に着目し、小胞体ストレスによるマスト細胞活性化への影響と、マスト細胞活性化によって引き起こされる小胞体ストレスとその役割の両面から解析を行い、マスト細胞の機能に関わる小胞体ストレス関連分子を同定することで、従来の薬とは異なる分子を標的とした新しいアレルギー治療薬の開発に繋げる。

研究成果の概要

即時型アレルギーを罹患する患者は、国内外で増加傾向である。しかしながら、即時型アレルギーの治療に用いられる薬物は、マスト細胞から放出されるヒスタミン等のアレルギー誘発物質が各々の受容体に結合する段階をブロックする物質が大部分を占めており、それらだけでは効果が不十分な場合が多い。小胞体はマスト細胞・好塩基球の活性化に重要であるが、小胞体ストレスセンサタンパクとマスト細胞・好塩基球の機能との関係については不明な点が多い。そこで本研究では、マスト細胞・好塩基球の活性化における小胞体ストレスタンパクの関係を明らかにし、マスト細胞・好塩基球の活性化を抑制する新規アレルギー治療薬の開発につなげる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

即時型アレルギーを罹患する患者は国内外で増加傾向であるが、既存の治療薬では不十分であることが多いため、新しい抗アレルギー薬の開発が求められている。本研究ではマスト細胞・好塩基球における小胞体ストレスセンサタンパクの役割を解明することで、従来と異なる物質を標的とする新しいアレルギー治療薬の開発に貢献する。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] マスト細胞の活性化におけるIRE1αの役割解明2024

    • 著者名/発表者名
      松嶋 剛志、岡本 花乃、松井 優里、梅田 渚、中川 直、柳瀬 雄輝、細井 徹、吉井 美智子、小澤 孝一郎
    • 学会等名
      日本薬学会144年会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] IgE受容体を介したマスト細胞活性化におけるIRE1αの役割解明2023

    • 著者名/発表者名
      岡本花乃、松嶋剛志、中川直、細井徹、柳瀬雄輝、吉井美智子、小澤孝一郎
    • 学会等名
      第62回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] マスト細胞の脱顆粒に対するAPY29の効果2022

    • 著者名/発表者名
      松嶋剛志、梅田渚、垣本真衣、柳瀬雄輝、細井徹、小澤光一郎
    • 学会等名
      日本薬学会第142年会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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