| 研究課題/領域番号 |
21K06581
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分47040:薬理学関連
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| 研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
林 啓太朗 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (10323106)
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| 研究分担者 |
倉沢 和宏 獨協医科大学, 医学部, 特任教授 (30282479)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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| キーワード | LAT1 / タンパク質メチル化 / T細胞 / 炎症生疾患 / アミノ酸トランスポーター / アルギニンメチル化 / T 細胞 / JPH203 / タンパクメチル化 / 免疫疾患 |
| 研究開始時の研究の概要 |
T細胞活性化に伴い発現が誘導されるアミノ酸トランスポーターLAT1が取り込むメチオニンは、タンパク質の機能を調節するアルギニンメチル化の基質となる。本研究は、LAT1によるメチオニン輸送を介したアルギニンメチル化のT細胞活性化における重要性について、LAT1特異的阻害薬を用いた手法により解明し、さらにLAT1-アルギニンメチル化シグナル経路を標的とした新たな免疫疾患治療戦略の開発基盤を構築する。
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| 研究成果の概要 |
LAT1は、大型中性アミノ酸を細胞内に取り込むアミノ酸トランスポーターで、T細胞の活性化に必須である。LAT1の基質であるメチオニンは、タンパク質のアルギニンメチル化に必須のアミノ酸である。本研究では活性化T細胞においてLAT1により制御されるメチル化タンパク質について検討した。その結果、活性化T細胞においてLAT1特異的阻害薬JPH203によりメチル化が変動するタンパク質としてEWSR1を同定した。さらにEWSR1ノックダウンによりT細胞活性化の抑制が見られた。以上の結果から、LAT1によりメチル化調節されるEWSR1がT細胞の活性化を制御している可能性が示された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、LAT1によるタンパク質のアルギニンメチル化を介した新たなT細胞調節メカニズムの可能性を示した点で学術的な意義が極めて大きい。LAT1特異的阻害薬JPH203は、がんを対象とした臨床試験が進行中で、その安全性と有効性が報告されている。JPH203は、研究代表者らの研究により炎症生疾患への有効性が示されているが、本研究より得られた研究成果は、LAT1とその下流に位置する因子を標的とした新たな炎症生疾患治療法の開発に展開できる可能性が高いことから、臨床的、社会的にも極めて重要な意義を持つ。
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