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CHP3欠損マウスを用いた糖尿病由来の心不全発症メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K06774
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48020:生理学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

古林 創史  昭和大学, 薬学部, 講師 (50511531)

研究分担者 野部 浩司  昭和大学, 薬学部, 教授 (30276612)
柴田 佳太  昭和大学, 薬学部, 准教授 (50727328)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードCHP3 / 心筋細胞 / 骨格筋細胞 / 心臓 / 骨格筋 / KOマウス
研究開始時の研究の概要

2型糖尿病はインスリンの作用不足により起こる疾患であり、様々な心疾患のリスクファクターとして知られている。カルシニューリンB様タンパク質3(CHP3)は、心筋細胞に多く発現しているが、その機能は不明である。新生仔ラット培養心筋細胞においてCHP3遺伝子をノックダウンさせたところ、インスリン非存在下で細胞が肥大化することが分かった。本研究では、糖尿病に伴う心肥大の発症とCHP3との関連性について明らかにする。

研究成果の概要

カルシニューリンB様タンパク質3(CHP3)は機能が不明なタンパク質の一つである。先行研究より、CHP3はインスリンシグナルを介して心筋細胞の容積を調節することを見出した。そこで、CHP3が肥満や糖尿病による心肥大形成に与える影響を明らかにすることを目的とした。CHP3欠損マウスは、加齢とともに体重および心臓の重量が増すことが明らかになった。また、48週齢のCHP3欠損マウスでは野生型に比べて糖負荷後の血糖値が上昇した。さらに大腿直筋とヒラメ筋の重量が減少し、筋力も低下することが分かった。したがって、CHP3の欠損は骨格筋減少による糖代謝異常を引き起こし、心臓を肥大化させることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、高インスリン血症による心肥大の発症を抑制する方法は確立されていない。本研究ではCHP3の機能を明らかにすることで、肥満や糖尿病由来の心肥大を抑制する方法の開発に貢献できると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Calcineurin B homologous protein 3 facilitates the skeletal muscle development2022

    • 著者名/発表者名
      古林 創史、野部 浩司
    • 学会等名
      第96回薬理学会年会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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