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核・オルガネラ制御を中心とした肝内型マラリア原虫の休眠・増殖分子基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K06999
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49040:寄生虫学関連
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

案浦 健  国立感染症研究所, 寄生動物部, 室長 (90407239)

研究分担者 佐々木 年則  国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 主任研究官 (10300930)
川合 覚  獨協医科大学, 医学部, 教授 (70275733)
荒木 球沙  国立感染症研究所, 寄生動物部, 研究員 (70899252)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードマラリア / 休眠 / 増殖 / 核の制御 / オルガネラ制御 / 休眠分子メカニズム / 増殖分子メカニズム / 核 / オルガネラ
研究開始時の研究の概要

本研究課題では、肝内型原虫における休眠と増殖におけるオルガネラ制御を明らかにするため、増殖期にダイナミックな稼働を行うオルガネラを中心として、各種の休眠モデル実験系を用いて比較することで、増殖と休眠におけるオルガネラバイオロジーの分子基盤の解明を試みる。

研究成果の概要

マラリアは、ハマダラカによって媒介されるマラリア原虫がヒト体内において肝細胞内(肝内型)と赤血球内(赤内型)に寄生する疾患であり、様々な対策が行われているが撲滅は困難を極める。この肝内型発育期には、休眠期が存在し撲滅対策を困難にする大きな要因の一つであり、特に実験モデル系の確立が難しいため、新薬開発などの際に大きな障害となっている。そこで本研究ではマラリア原虫の増殖・休眠の制御機構を明らかにするため、特に核やオルガネラの制御機構に着目し、遺伝子導入手法や電子顕微鏡を用いた実験を展開し、細胞生物学・分子生物学などによる詳細な解析を展開した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

マラリアは、結核やエイズなどと共に、世界中に広く蔓延する感染症の一つであり、赤道付近を中心に熱帯・亜熱帯地域に広く流行しており、様々な対策がなされているが制圧には至っていない。本研究課題では、その病原体であるマラリア原虫の増殖と休眠に関する分子メカニズムを明らかにすることで、新たな薬剤の開発やワクチン開発に付与する分子基盤の整備を試みる研究として展開した。これらの研究が発展することで、新たなマラリア対策に資する情報を提供することで社会的な意義が見込まれ、また新たな分子メカニズムを解明することで学術的な意義が見込まれる。

報告書

(1件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2025-01-30  

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