研究課題
基盤研究(C)
簡便・低コスト・ハイスループットに細胞のエネルギー代謝活性を測定できるMASCアッセ イ法を用いてアルツハイマー型認知症(AD)を早期に発見する方法の開発を目指す。具体的には、一般健康診断 (一般健診) で得られる全血検体から将来ADを発症するリスクとして血小板のエネルギー代謝活性の異常を検出して、早期の治療介入による認知症発症の遅延・抑制に寄与するために実施する。本研究は血小板ATP合成活性とAD病態の進行との関係について分子メカニズムを解明するとともに、 一般健診の全血検体を用いたAD早期検出法の確立を目指した基礎研究である。