研究課題/領域番号 |
21K07460
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52020:神経内科学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
三瀧 真悟 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (10625817)
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研究分担者 |
長井 篤 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (40273940)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / 間葉系幹細胞 / アミロイドβ / APPマウス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、今後の臨床応用の可能性も視野に入れ、初代培養細胞である超高純度ヒト間葉系幹細胞(REC)をアルツハイマー病(AD)マウスの海馬に移植し、ADの原因物質であるアミロイドβ(Aβ)を除去できるのかまたその機序として主要な脳内の老廃物排泄機構であるGlymphatic systemの機能に注目してそのメカニズムを解明する。 そのために、次のことを明らかにしていく。 ①間葉系幹細胞移植により、ADマウスの認知行動異常は改善するのか ②間葉系幹細胞移植によりADマウスのAβを減らすことができるのか ③間葉系幹細胞がAβを除去する方法として、Glymphatic systemに作用するのか
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研究実績の概要 |
去年度RECの効果が認められなかったため、投与マウスの月齢を7月齢から4月齢に変更して以下去年度と同様の実験を行た。 1) ADモデルマウスにRECを移植した:アミロイド前駆体蛋白(APP)を過剰発現した、4月齢のADモデルマウス(APPマウス)の両海馬(ブレグマから2.06㎜後方、1.75㎜左右、1.75㎜の深さ)にRECあるいはPBSを投与した。検体数はREC投与群、PBS投与群、SHAM群それぞれ、10例ずつおこなった。。 2) RECの治療効果を行動学的に評価した:RECを投与後10週間で、Morrisの水迷路を用いて、REC移植による治療効果を行動学的に検証した。その結果、REC投与群において、有意な記憶障害の軽減傾向が認められた。
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