研究課題/領域番号 |
21K07517
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
白石 健 信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (80838186)
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研究分担者 |
公家 里依 信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (50649720)
篠山 大明 信州大学, 学術研究院医学系, 准教授 (90447764)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ゲーム障害 / 睡眠障害 / 児童・思春期精神医学 / 集団精神療法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、小学生を対象として、過度なゲームの使用の割合、1日当たりのゲームの平均使用時間、依存の程度、社会生活への影響、睡眠障害、活動量低下などの身体的影響の評価を目的としている。発達特性の評価を行い、過度なゲームの使用やそれに伴う睡眠障害などとの関連があるかを評価する。また、ゲーム障害のリスク因子となりうる項目について検討する。アクチグラフを用いることで、活動量について客観的に評価する。令和3年度より松本市内の小学校および、インターネット上で広報を行い、研究参加者を募り、得られた臨床データの解析を行う。
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研究実績の概要 |
研究では、小学生を対象として、過度なゲームの使用の割合、1日当たりのゲームの平均使用時間、依存の程度、社会生活への影響、睡眠障害、活動量低下などの身体的影響の評価を目的としている。これまでに、ゲームやインターネットの利用と睡眠や活動量の関連があることが示されている。信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部に通院している患者を対象に構造化することで、より調査に参加しやすくなると考え、マインクラフトを用いた集団精神療法の有効性の評価を行いつつ、初期評価として、ゲームの使用時間、ゲームの種類を評価し、それぞれの睡眠時間への影響がないかを評価している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
染症拡大の影響もあり、教育機関との連携がスムーズに行えず、研究参加者の確保が困難であった。また、調査内容の再検討を行い、子どものこころ診療部に通院している児を対象とすることで、進捗は得られてきている。
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今後の研究の推進方策 |
現在、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部に通院している中学生・高校生を対象にマインクラフトを用いた集団作業療法の有効性の評価を行っている。週に1回のペースで、全4回を1クールとして、評価を行っている。研究参加者は信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部外来、信州大学医学部子どもこころ発達医学教室ホームページなどで募り、評価に必要な参加者の確保を図っている。
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